仮面福祉会

できることを切り売りしています

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

しかたなくなくない

有給消化のため午前休。家にいる間は寝るか掃除するかしていないと所在ないのが、休みを取りたくない一因である。そこそこ早く起き両親とかち合わないよう家を出る。 午前のうちからかき氷を食べてうまいが寒い。夏はいくら冷房で冷やしていても暑く感じてす…

長く生きられ過ぎる

年末までに取らねばならない有給のことで悩んでいる。偶には、と誘った友達の予定が一向に定まらないうちにぐんぐんと冬になってゆく。ひとまず映画を見るかと水曜に半休を入れたが、その上映館のサービスデーは火曜であった。 上司は、取り切れなかったら取…

大は恐ろしい

2020年に病院に泊まって以来、腸が常に不定愁訴なのである。気にしなくても良いのだが、おばあさんになってこれだとだいぶしんどいので、今のうちにと薬を処方してもらったのが金曜。今のところ効果を感じず、ただ左の背中と肋骨のあたりが痛む。 医者が薬を…

金持ちは利便性とか言わない

何ヶ月か前に、家のところどころの窓ガラスが変わった。ヒーターをつけて表示される気温があまり低くないのはそのせいだろうか。それとも実はそんなに寒くないのか。 と思ったが、家を出ると聞いていなかった小雨が降り暗く完全に冷えている。 20キロ歩く遊…

夢で稼ぎ続ける根性

家を出ると、服の隙間を冷たい空気が通り抜ける。そうだった寒いってこんな感じだった。寒暖への感覚を、少し離れただけで綺麗に忘れてしまうことに毎度驚く。 昨日の処方箋を薬局で出すと、3週間分の薬が出された。昨日なけなしの問診で2週と3週どちらにす…

何かが笑いをかきたてる

12月末までに、あと4日有給を取らねばならないので、とりあえず半休。可及ではないが、いつか行くべきかと悩んでいた病院に行く。この病院は早い者順に診察券を出してひたすら待つ原始的な仕組みで、どれぐらい待つとか呼び出しシステムとかもないから本当に…

悲しさをさめざめと表されても所詮

週半ばの祝日ほど純粋に嬉しいものは少ない。 起きて焼き芋を食べてまだ寝て起きて、出かけようとした所で洗濯機の中に搾られた状態の衣類が入っているのに気付く。台所の流しも散らかったままだ。多分、私がいない平日は毎日これで、つまり休日たまたま行き…

思慮深いふりをする国と、逆の人

駅のホームで、乗らない電車を見送る。たまたま最後尾に立っていて、車掌さんが安全確認の呪文を唱えているのが聞こえる。そして、扉から半身が出た状態で出発するのに、ちょっと驚いてしまった。知っていることなのに。 絶対のタスクがないので、ずっと懸念…

カツカレーを選ぶマインド

日が昇るのが遅い。家を出る頃、日がいい感じになり、新しい朝が来た、になっている。舞い上がるホコリすらキラキラしていい思い出のようだ。しかしあのホコリの行き先すら憂いている。 止まらなかったイライラも、今日は原因が休みで穏やかな心持ちだ。まと…

他所の次元に存在するもの

朝が薄暗く、天気がいいのか悪いのか判断しかねる。まだ寒くなる余地があるから、掛け布団も衣服も、フル装備にしないで様子を見ている。 しかしガスファンヒーターは点ける。 ハロウィンの時期に買いだめたお菓子類が残り僅かだ。永遠に食べ切れないような…

当たり前のことに対しては無

永遠に湧き続けるホコリを吸い込む、という掃除をする。毎度のことながら不毛でメンタルから疲れる。しかしホコリは吸い込んだらゴミとして燃やせるが、その他の汚れたちはどこへ還元されていくのか、想像すると恐ろしくなってしまう。掃除向いてない。 とこ…

若いってこういうことだな

自動的に目覚めて朝ごはんを食べ、また寝て起きて出かける。無料相談で、FPが作ったライフプラン表を受け取る。ものすごい絵に描いた餅。こういうのが大抵保険販売の目的で行われているのはわかっているから、相手のアドバイスに公平性があるのか疑うことな…

これは本当に辛いんだろうか

おにぎりの番組で、秋田の辛い鮭むすびを取り上げていた。鮭の切り身の塩加減を辛さで示すことを知ったのは、ボランティアでおばあさんと買い物に行くようになってからだ。辛口、とまで称されるしょっぱさとはどんなものかと思っていたが、「大辛」はただ心…

執念の干潟

鼻がぐずぐずの朝。いよいよ風邪かと自分の中身に問いかけるも、家を出る頃には多少マシになっているから不思議だ。緊張感なのか。なら鼻だけずっと緊張していてほしい。 出張先に直行する。1時間に一本のバスに乗り30分近く早く着くか、電車で行って30分歩…

性格の悪さの程度を教えて

文字化けしたメールを送るだけ送って帰った業者をどうしてくれよう、というところで昨日が終わり、今日が始まる。 着信とメールを残したので朝一リアクションがあろうと始業時間から待つが、一向に連絡がない。こちらからかけると留守電になる。なんなん、な…

何も介さない嬉しさ

朝が段々暗くなってきた。わけもなく、明るさのあるうちに電気をつけるのがあまり好きではなくて、カーテンを開けてしのいできたがいよいよ薄暗い。あとひと月ほどで冬至だものさもありなんである。 昼にかき氷を食べに行く。後ろの席のふたり連れが、運ばれ…

ときめかない奇跡

多くの家と同じように、昨日、今季初めてガスストーブを点けた。掛け布団を羽毛のにして、果たして朝はどれほど寒かろうと心配したが、さほどではなかった。それよりも、起きた瞬間平日か休日かわからず考え込んだ。 しかしそれなりに冷えるので、ストーブの…

儲けの熱意へのわかりみが弱い

昨夜久しぶりに頭が痛んだ。早々に入った布団の中で、位置を変えるたびにひやりとするので、どうやら寒いらしいと認めた。 起きづらい程ではないが、足元が冷たい朝だ。 空気が冷たくなると、鼻が永遠にグズつくようになる。昔、アレルギーの治療方法として…

と思いきや入らない

母に仕事がある土曜日も何度目かになり大体わかった。今週も洗濯機を回すだけ回していなくなったので、粛々と干す。自分の洗濯をする間にあれこれやる。昨日は予定がなく家事の日だった。と母は言っていたが、母の家事には掃除が含まれていない。 8時過ぎに…

純粋の尊さ

金曜日は毎週金曜日であることを疑っている。それに応えるかのように、金曜日だけ番組編成が違い、0655によんきびう隊が現れ、電車は少し空いている。 通勤路にある朝顔が相変わらず満載に咲いていて、日光や風の関係だろうが、みんな同じ方向を向いているの…

曖昧な顔

かつて毎日見かけていた先生の2人連れと、久しぶりにすれ違った。男の先生はこの間もちょくちょく認識していて、ひとりの時もあれば別の先生と一緒の時もあった。男性は比較的、持ち物などがあんまり変わらないからすぐに覚えてしまう。いっぽう今日見た女…

国の真ん中でシンポジウム

昨日の続きで会議に直行。いつもより30分ばかり遅くかけた目覚ましで起きる。ちょっと前までは、たいていアラーム前に目覚めていたが、最近起きられない。よく寝られるのは良いことだが。 朝の国会議事堂辺りを歩く。建物に入っていく人々を横目に見て、これ…

机上でも空論でも、そこから

外が暗い。風がごうごうとなっている。水音は聞き取れないから、雨は降っていないだろうと目算する。果たして地面は濡れているが、雨は止んでいた。雲の動く速さを見て、風の強さを確かめる。 商店街のビルが取り壊されたところで、少し前からまたビルを建て…

モラルがないのは悪意があるのと同義

ゴミ収集場所にプラごみを持っていくと、バラバラのダンボールがエリアの半分を占領している。見れば住所ラベルもそのままで、しっかりフルネームが記されている。 なーかーむーらー(仮) あの家、子どもが子どもの時から、時間構わず怒鳴ったりケンカした…

今更うわさのアレ

目覚めると中途半端な時間で、既に母が階下にいる気配がしたので起きずにまた寝る。一人暮らしを経て再び人と暮らすようになってから、朝は誰とも一緒になりたくないと思っている自分に気付いた。 9時過ぎに母に呼ばれ起き、アリバイづくりにキャベツだけ食…

家事のやり合い

ランダムに家事をする母は、洗濯機を回すだけ回して出掛けていった。そのあがりを干し、自身の洗濯物を回しながら、風呂掃除をする。ここ数ヶ月試している、カビムエンダーを噴射し密閉してから、2度寝して待った。 起きて風呂を見に行くと、浴室乾燥がつい…

剥き出しになるおれたち

暑い日。2年前に亡くなった伯父の3回忌に出かける。 現代にしてはまだ若く、まさか死なんだろうと周りも本人も思っていて、更に家庭内のごたごたがあり、こじれにこじれていた法事である。ごたごたの結果、従兄が全てを請け負い進めてきたのを聞いていたか…

大人買い

昨日打ち合わせ先で預かってきた資料を、満杯に詰めて四角くなったリュックを背負って出勤。 このリュックは郵便局のオンラインショップで過去に売っていたドラえもんグッズだが、かわいいのはもちろん、意外に物が良くて大変に重宝している。もう一つ予備で…

ホリデーとかコフレとか

駅に向かう途中の道で、塀に絡まった葉の間から、咲いた朝顔がのぞいている。気温にかまわず、生育のタイミングで成長するさまに、無頼漢を感じる。グリーンカーテンの家は相変わらず緑を纏っているが、さすがに葉は枯れがちになっている。育てるところまで…

入れ替わってる、が有り得そうな存在

アラームまでみちみちに寝て目覚めないせいか、直前まで見ていた夢をありありと覚えている。ほとんど日常と地続きで面白味は何もない。 今日は、一時間後に出国する飛行機に乗るために荷造りをする夢。間に合うのか、と焦っていたが、間に合うわけがない。 …