仮面福祉会

できることを切り売りしています

ホリデーとかコフレとか

駅に向かう途中の道で、塀に絡まった葉の間から、咲いた朝顔がのぞいている。気温にかまわず、生育のタイミングで成長するさまに、無頼漢を感じる。グリーンカーテンの家は相変わらず緑を纏っているが、さすがに葉は枯れがちになっている。育てるところまでは何となく想像できるが、枯れることや、枯れた葉を片付ける苦労が抜け落ちていた。もしかするとこのままドライフラワー的に残して乗り切ろうとしているのか。

 

昼休み、弁当を食べたあと、帯広で買ってきた焼き菓子を、毎日ひとつずつ楽しんでいる。お菓子まつりはこの間の旅行の主目的だったから、旅行がまだ続いていると言っても良い。じゃんじゃん電話がかかってきて、昼当番の代わりに取りながらも、カフェタイムを過ごしていることを見せつける。

 

久しぶりに業者のところで打ち合わせをするのに、ターミナル駅に降りるとすっかりクリスマス仕様だ。主にギフトまわりで、クリスマスが「ホリデー」と言われていることに、気付いたのはいつ頃だったか。日本ではホリデーではないのに、概念をおしゃれに押し上げた誰かがいるのだ。すごいな。

自分に対するホリデーギフトは、ハロウィンのカボチャでやり切った感がある。

 

昨日のパラレル家族の話題は続き、真ん中の息子が小学校の同窓会をやり、先生と撮った写真を見せてくれた。パラレル家族は三兄弟で、うちも三兄弟で、真ん中が自分で、つまりこの息子は私の役どころなのである。しかし私は小学も中学も、人間関係をリセットしたかのように、ほとんど誰とも交流がない。中学のすぐ側に住んでいるのに。

全然、ぜんっぜん違うにも程があるな!