仮面福祉会

できることを切り売りしています

国の真ん中でシンポジウム

昨日の続きで会議に直行。いつもより30分ばかり遅くかけた目覚ましで起きる。ちょっと前までは、たいていアラーム前に目覚めていたが、最近起きられない。よく寝られるのは良いことだが。

 

朝の国会議事堂辺りを歩く。建物に入っていく人々を横目に見て、これが国の中枢かと、目の前にあるが遠く感じる。

昨日話した滋賀県の人と県庁所在地の話をしていて、そういえば東京は都庁の在り処があまり問題にならないことを思い出した。これがあるからだろうなと省庁の立ち並ぶ中を歩く。日本の真ん中は、空気感が全然違う。

 

自分の仕事そのもののシンポジウムに出た。シンポジウム、と言うたび、意味がわかっていなさに照れる。

コーディネーターの大学の先生が、話も進行もうまくて感動する。自身が学生の時は、先生というより研究者の匂いの濃い人ばかりで、自分の話せることを話したいように喋っているだけではと思われた。思い返せば中高だってそうだった気がする。時代を経て、先生と生徒の立場が、逆転とまで言わないが、じんわり変わってきたんだろう。

加えて頑張っている同業者の発表を聞き、もっと努力する余地がありそうだなと考えを巡らせる。

 

昼過ぎに終わり、たまにはと後輩とランチに行く。入職して2年目の子で、フレッシュな状態だと昨日今日の話でどんなことを感じるのだい、と尋ねたりする。仕事へのスタンスは自由で正否はないと思っているが、一緒に仕事するに当たって、その具合を知っておきたい。先輩という立場がプレッシャーを与えないようにできたろうか。接待されてしまわなかったろうか。

慣れないことをしたせいで、ご馳走するつもりをするりと忘れてしまった。ダメな先輩。

 

ちょっと前に、最寄り駅にポケモンカードの機械が置かれた。時々ニュースで見る、めちゃめちゃ高額になったりしているあれではないのだろうか。知らない間に補充しに誰かが来るのかしら、その人は襲われないかしらと、セコムみたいな人が、ピカチュウの絵の前に立つ様子を想像しておかしい。