仮面福祉会

できることを切り売りしています

当たり前のことに対しては無

永遠に湧き続けるホコリを吸い込む、という掃除をする。毎度のことながら不毛でメンタルから疲れる。しかしホコリは吸い込んだらゴミとして燃やせるが、その他の汚れたちはどこへ還元されていくのか、想像すると恐ろしくなってしまう。掃除向いてない。

ところで何年か前に買ったサイクロン掃除機は、ダストケースが2割ぐらい埋まる詰まってしまう。吸引力とかヘッドの性能とか充電の持ち具合は店で何となくわかるが、溜まるとどうなるか、は盲点であった。早く買い替えたい。

 

駅までの道でよく見かける、風呂も洗濯もろくにしていなそうなおじいさんが、同じようなおばあさんと日光に向かって立っていた。この間旅行先で動物園に行った母が、ミーアキャットが可愛すぎると言っていたのを思い出した。近年ますます捻くれている私にとっては、多くの人に支持される「可愛い」は、どう見ても可愛いから言うに及ばず、むしろ「無」である。だからあんなおじいさんたちをミーアキャットを結び付けてしまうのだ。

同じように結婚出産も、誰が聞いたってめでたいのだからわざわざ私が祝わなくても良かろう、と思ってしまう。余程親しい人は別であるが。

 

デパートの催事でやっているサツマイモ祭りに行く。北海道展ぐらい人入りがあり、芋人気がこんなにすごいとは思わなかった。

紫芋が食べたく焼き芋を見たが、100グラム400円以上と書いてあり、暴利!と思う。何のジャンルにも高級志向の流れがあるのは知っているが、言っても、芋だぞ。

 

それから職場の福利厚生で手に入れたホテルエステ券を使うため、ニューオータニに行く。中に入るなり、もっと小綺麗な格好をしてくるべきだったなと後悔した。通路に敷かれた絨毯が、日本庭園のような柄になっているのが面白かった。窓の外を見るとテニスをやっている人々がいて、ラグジュアリーホテルステイの振る舞いがこれかと感じ入る。ブライダルフェアが催されており、各所の会場が本番さながらに飾り立てられているのが垣間見える。いずれにしても、一生交わらない世界の間を通り抜けられるだけで旅気分であった。

ちなみにエステはごく普通だった。

 

インスタで流れてきた、南アフリカラグビーのディフェンスコーチのリールがすご過ぎて笑った。スポーツの域を超えている。

https://www.instagram.com/reel/CyzFg7hoe07/?igshid=MzRlODBiNWFlZA==