仮面福祉会

できることを切り売りしています

儲けの熱意へのわかりみが弱い

昨夜久しぶりに頭が痛んだ。早々に入った布団の中で、位置を変えるたびにひやりとするので、どうやら寒いらしいと認めた。

起きづらい程ではないが、足元が冷たい朝だ。

空気が冷たくなると、鼻が永遠にグズつくようになる。昔、アレルギーの治療方法として、鼻の粘膜を焼く方法を聞いたことがあるが、あれはまだどこかでやっているのだろうか。一時しのぎの方法らしかったが、今この場でこの部分を焼いてほしいと思うことがある。

 

二度寝をして、救急車の音で目覚める。

 

かき氷が混まない季節で快適。そこここの店でラフランスのメニューを出し始め、全然食指は動かないが旬を知る。

奥の席に40代ぐらいの男性がいて、店員さんとあれこれ話しながら、味見のような所作でかき氷を食べている。関係者かただの熱心な客かわからないが、そこだけ異様な雰囲気だ。

甘いものの需要はやはり女性に強いと思うが、お店をやっているのは男性が多いという構造が、単純だがいつも不思議だ。男女差を単純化するのは何かと危険な昨今だけど、ひとつのことに嵌って突き詰めるのは、比較的男性に多い性質という印象はある。それに加えて、好きなもので一儲けしよう、という発想に至るのが、昨日のパチンコなどと発想がちょっと似ている気がする。

 

報告書の構成を考える参考に、本屋のビジネス関係の本棚を渡り歩く。表紙の似通ったハウツー本みたいなものばかりが平積みされていて、試しに開くのも気が引ける。見事にコロナ云々の話題は消え去っているし、ウクライナとか中東問題とかも特になく、TikTokで儲けようとし、イーロンマスクに興味を持ち、羽生結弦の写真を見る。客層にも寄ろうが、これが世相と考えて、見当違いでもなさそうである。

 

久しぶりにスタバが空いていたので入る。以前見かけた、Mattを現実レベルにしたような美店員さんがいて、夢じゃなかったんだなと心の内で拝んだ。

仕事をするが、寒さ対策で全体的に温く眠くなってしまう。

 

大河ドラマ関ヶ原を見た。

七之助が出ているから見ようと思いつつ、三成はどうしてもいい感じにならないから躊躇してここ3回ぐらいしか見ていない。それならむしろ初期の家康と仲良し期を見たほうが良かったような気がする。

七之助はさすがの顔芸であった。チラ見した母が、男らしいじゃないと言うので、ああそう言えばこの人は女形で通ってるんだったと思い出した。舞台上では確かに立女形で眩しいばかりだが、男のときもちゃんと魅力的な男なのがこの人の良いところだ。

脚本演出は良さも悪さも感じないが、大河ドラマのすぐ大きい声出すところはどうかと思う。