仮面福祉会

できることを切り売りしています

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

別ルートは今からでも行ける

朝一、全ての人々の仕事が始まる前にやってしまいたい作業があり、逸る気持ちで出勤きたが、停電明けでできないことに気付いた。行く手を阻むトラップが多い。 今日は監査の人が来る日だった。休み明けはわんわんと電話が鳴り続け、ひっきりなしに応対するが…

コピーライトに上乗せ

体重が増える週末。 昨日は秩父宮ラグビー場までせっせと歩き、寒空のなか観戦をして2時間近く体温維持に努めたのに、だめなのか。 ラグビーは今期3度目。いつ行っても秩父宮が最高で上がる。1時間前に行き自由席の1番前に座ると、目線がグラウンドですご…

仕舞い方にまつわる愛憎

昨日久しぶりに母と話し、大叔母が亡くなったことを知った。介護の必要はないが、子供たちと医師の意見により最近有料に入所したところだった。数週間前に母が電話で話し、コロナ対策で個室にほぼ軟禁状態なのを嘆いているのを聞いていた。 時節柄か、時節柄…

いまこそ自律を

再び朝が暗い。 やらかした仕事について一晩考え、せめて昨日の分だけでもリカバーできるのではと逸る気持ちで家を出た。 金曜の電車は混んでいて、降りるときに頭のなかでどやどやと効果音が鳴る。競走馬のようにコースをとって地上出口に向かうのが、毎日…

自分の世界を征服するため

最近の朝のBSは、伝統工芸などの技術で新製品を作り販路に活路を、という番組の再放送をやっている。 職人技を日常づかいに落とし込んでいくのが定型のようだが、競合が多いし、これで維持ができるとも個人的には思えない物ばかりで暗澹する。 諸行無常とい…

冬にうかれている場合ではなかった

朝が明るい。 外に出ると空が青く、空気は冷たい。手袋をしている手も足も指先が痛い。冬の好きなところが体いちめんに感じられるのが嬉しく、うきうきしながら駅に向かった。 いっぽう各地では、ただ事ではない寒波の影響が出ていると聞き申し訳ない。痛い…

定型文の愚痴

寒さが来るぞ来るぞと日々報道を聞くので警戒するが、それは今日ではなかった。 しかしそれ以前に職場が寒いので一番暖かいセーターを引っ張り出し、クリーニングでしか洗えない冬物のスラックスをはいた。このパンツはかつてウエストを仕立て直してもらった…

自ずとできる断崖

昨日、買ったばかりのスマートウォッチを落とした。傷がついていないことに安堵し、ではあの衝撃はどこに?と不思議がっていたが、サイドにあるボタンが曲がって押せなくなっていた。すごい、ピンポイントでここだったのか。他のボタンで用が足りそうなので…

動物の様を見ている

親戚の納骨に出る両親を見送った。喪服を着た夫婦という画だけで、映画のように見えざわざわする。人の死になにか物語性を感じているのかもしれない。 家に誰もいなくなりどうしようかと思ったが眠さにかまけて寝る。眠くて目が開けられない、という夢を見て…

タスクを終えた先が怖い

何もない休日だが、時間がない。なぜだろう、と不思議がったが何のことはない、寝ても覚めても眠くてずるずる寝ているからだ。 かき氷屋の予約時間ギリギリにようやく起き出ししたくをしたが、家を出る時間と電車の時間を取り違えていた。そういうときがある…

かぼちゃのスープをラッパ飲み

再放送のグレートトラバースが雪山で今にも死にそうで怖い。カメラの、カメラの人の無事が心配。それが終わったら今度は初夏の大雪山を登る番組が始まり、ギャップに戸惑い、人類は暇なんだな、と思った。 昨夜、スマートウォッチのOSを更新したらスマホに繋…

ローリングストック自動化

風邪らしいものになったときに甘酒を買い冷蔵庫に入れておいたため、私が求めている認定をされてしまい新たな甘酒が買い足された。やむなくコーヒーの代わりに飲んでいるが、なくなったらまた買い足されるんだろうな。同じようにローリングストック化された…

認知しないほうが良かった

毎朝こりもせず起きると寒い。より寒い部屋から戻れば少しは暖かいので、エアコンが機能していないわけではなさそう。燃費が悪くて未来の人類にすまない。 周囲や未来の人々に悪くないようにと振る舞う日々だが、今死ぬとしたら全部どうでもいいことだな、と…

やらかしてはごまかしてこなしている

今日も暗い。冬至を越えてから夜明けが遅くなることに、いつだかに気付いてそれ以降忘れずにいる。根拠を調べたわけではないが、体感として毎年あり、暑さ寒さの感覚よりも確かだ。日の長さは気温のように急に上がったり下がったりしないから。 全身が気だる…

雪の寒さと冷たさを忘れる

目が覚めたが部屋は暗く、寒い。朝だということが信じられないが起きる。 BSのグレートトラバースは東北の山をスノーシューで歩いている。何を頼りに道を探っているのかわからないし、一面雪でめちゃめちゃ寒いんだろうなと思うが、恐ろしさと気温は伝わりづ…

挑むようにもてなされる

開店間もないかき氷屋へ行くと、台帳が既に3分の1埋まっている。時間をこなしに近くの神社に行くと賑わっていて、目当てのおみくじが売り切れている。1月半ばになってもまだ社会は浮かれてるんだな。 うまいかき氷を食べ駅に向かうと、地方の観光協会が広…

本物の天下一武闘会

久しぶりに天気が悪い。冬の雨は、降ると春が近付く気がして嫌だ。 職場の福利厚生で、相撲の割引チケットを買ったので母と見に行く。その前に北斎美術館のチケットがあるので寄る。 百人一首と北斎、という企画展だったが、百人一首にこじつけた北斎のもの…

今にも踏み外しそうなメビウスの輪

母に起こされて起きた。寝坊である。 どうしたのか具合が悪いのかといい募る母に、起きられなかっただけだと言い放ちながら最低限の支度をし、30分後には電車に乗っていた。私もまだまだやれるな。いや、起こされて事なきを得るのは、一人暮らしだと得られな…

ある尺度

腹が痛むと思ったら月のものがきて、すっかり忘れていた。20年以上繰り返してるのに全然上手く付き合えないの、毎年寒暖に振り回されてるのに似ている。終わったら、すぐに、ちゃんと、忘れる。 だから体重が増えるのかーと心のなかで呟くがこれとは関係な…

覚えのある結末

週末に買った甘酒が残っているので朝飲む。原材料を何度も見てしまうぐらい甘い。潜めておくには甘味成分が強すぎないか、米よ。本当にお前だけの力なのか。 インフルだった後輩が復帰。人は揃ったが今日もじゃんじゃん電話がかかって間がない。流れ弾に当た…

これじゃないものしかない

暑くて起きたりしながら夜を越す。細胞が働いてるなぁ。しかし体重はしっかり増えていて元気である。 朝の再放送でグレートトラバースが始まって嬉しい。登ってる人が全然楽しそうじゃないのがリアルで良い。修行だ。 先週休みになった後輩は、インフルのほ…

若いことのつまらなさよ

ありがたい休み。しかし月曜なのでゴミを出す。古紙を出す場所辺りでずっと男の人がウロウロしているので、何となく近付けず諦めた。時間までに父が起きて出してくれることを期待する。 何となく風邪らしいので大人しくしている日とする。寝たり起きたりする…

かねあい

朝食をとりヒーターの前で丸くなっていると、母が起き出すなり何か活発に動いている。なにごとかなと背中に気配を感じていると、指輪があった、と言いながらリビングに現れた。ああ、それか。結局車に落ちていて、ありそうなところにあって良かった。 母は急…

かわいさにうなる

雨か雪かという予報で警戒したがどう見ても晴天である。それでも、よもやということに備え、雨と日光両方の対策をリュックにつめ家を出た。 ラグビーである。 自由席にしたのでドキドキしながら向かったが、1番前の席がひとつ空いているのを見付けいそいそ…

あと一回、一回だけ

昨日から鼻咽をグズつかせていた後輩がお休み。年始に体調を崩す人が増えるのは予定調和で、休みなんてないほうがいいんではないかという気がする。 個人的には今年は霜焼けができていないので調子がいい。 後輩の代わりに昼当番をして、ズレ休みにかき氷を…

人権が尊重されていると言えるのか

電車がぎゅうぎゅうである。今日こそ初日という人々でひしめき合っている。 電車を降りた視線の先に、同じコートを来た人を見付け、ひぇ、となり、何とか距離をたもとうと腐心しながら混み合う構内をすり抜けた。第3者に、あの人たち同じだなと気付かれたく…

もっとよくなると期待してます

暗い。朝とはわからなかったが目覚めてすっと起きた。仕事だ。 電車はすかすかに空いていて楽。駆け込み乗車をいさめる啓発ポスターが虎から兎になっているのを見て初めて、干支としての虎だったことに気が付いた。来年の龍はやばそうだが、蛇も駆け込む日が…

間延びした日々の終わり

全然目覚めずすっかり明るくなってから起きる。酒を飲まされているせいだろう。 毎日抜けるような晴天である。 テレビの向こうでは大学生が走っている。実況アナウンサーが小さな変化を逃さず大袈裟に伝えるさまも含めて伝統芸能だ。いだてんが見たくなる。 …

辛抱しているうち、じきに死ぬ

兄の寝ている部屋から、始終いびきが聞こえてくる。さてはCPAPを怠ったな。 蒲鉾を切り、おさめ、兄弟が起きてくるのをじっと待つ。男が働かないこと、女が働くことを、母が発動させ男どもが当然のように受け入れるのが正月である。私は納得がいかないが、も…

家が満ちる

正月である。 我が家では、朝起きてから蒲鉾やあれこれを切り、お重に詰める。おせちとは、正月休むためのものじゃなかったろうか思うが、母は結局終始台所にいていつも以上に働いているので恐縮である。 恐縮であるがお雑煮も何もかもうまくて際限なく食べ…