仮面福祉会

できることを切り売りしています

かぼちゃのスープをラッパ飲み

再放送のグレートトラバースが雪山で今にも死にそうで怖い。カメラの、カメラの人の無事が心配。それが終わったら今度は初夏の大雪山を登る番組が始まり、ギャップに戸惑い、人類は暇なんだな、と思った。

 

昨夜、スマートウォッチのOSを更新したらスマホに繋がらなくなった。繋がらないと、時計としての機能すら果たせない、ただの重い塊である。なんでやねん、と思いながら、隙間時間に設定しようと、ただの塊を持って家を出た。再起動するたびに音が鳴るのでビクビクする。あれこれ試し、不本意な形で一応使えるようにはなった。アップデートして、できてたことができなくなるって、なんなのよ。

 

12月に来た委託業者の担当さんが今日で辞める。隣りの部屋から聞こえる、派遣のみなさんにされる朝のミーティングへの呼びかけがいつもより熱い。さんざん熱いことを言った後に、一身上の都合で今日が最後です!と宣言していて笑う。私が聞いてる立場だったら、すん、であるが、意外と感化されるものなんだろうか。

淡々と仕事を進め、たまっていたお手紙の返事を作っているうちに夜が更ける。後ろに座る後輩たちは毎日私より遅くまで残っていて、パフォーマンスが落ちないのだろうかと不思議だ。私はすぐに気が荒むのに。

 

職質に抵抗している人を横目に帰る。

スーパーに寄り目についた、豆乳仕立てのかぼちゃスープがどうしても飲みたくなり、買って飲みながら帰る。しかしひとパック500mlである。水であっても普通数回に分けて飲む量だ。判断能力がはちゃめちゃなことを実感しつつ、引けなくなって全部飲んだ。スープにすまないことをした。