仮面福祉会

できることを切り売りしています

征爾 の検索結果:

いつか沈む太陽と知っていても

…ョックである。 小澤征爾がいなくなってしまった。 1日のできごと全部吹っ飛ばしてこれに尽きる。過去を見返したら何日か言及していた。 征爾 の検索結果 - 仮面福祉会 圧倒的な熱量と生命力と知識があふれるようにうわーっと喋る人が好きで、そのトップに君臨していたのが勘三郎と小澤征爾だった。小澤さんはもう何年も今か今かという状態だったが、その今がくれば悲しい。自分の寿命を分けてでも生きていてほしいと思っていたし、もしかしたらその結果がここなのかもしれない。だとしたら本望だが、欲を言…

恐怖の要素を必ず含む

…終業時間を迎え、後輩の予約した、大学生みたいなチェーンの居酒屋へ連れだってゆく。枝豆をはみ、鍋に詰め込まれた冷凍の肉をせっせと沈めながら、当たり障りのないことをあれこれ話し気楽だ。いつも何を考えているのか知れない同僚のことが少しわかる。相手の理解を深めるのに飲み会が必須とは思わないが、酒は手早い方法のひとつではあるよな。改めて。 店前で呼び込みをしていたぐらいなのに、きっちり2時間で強めに追い出されさっぱりと解散した。今週1番帰宅が早い。 大好きな小澤征爾の番組を見て、寝る。

好いてしまってすみません

…の友を熟読した。小澤征爾特集だったから。クラシックを聞かないのに小澤征爾が好きで、つまり音楽的な素晴らしさを全く理解していないのに人物だけに惹かれておりどう説明して良いものか難しい。好きの種類が似た人で筆頭が勘三郎さんだが、これもよく考えたら、芸の良し悪しとは別の好きであったように思う。アーティストにとっては、不本意な好かれ方かもしれず不純で済まない。でも好きなのでもうちょっと生きていてほしい。頼む。 自分が好きであることが、相手にとっては取るに足らないか、迷惑だろうなと考え…

夏をスキップするボタンください

…だろうかな、と、小澤征爾の顔を眺めながら考えていた。 昼、久しぶりに冷凍ピラフを食べる。学校に行っていた頃の土曜のイメージ。この作り物っぽい感じはずっと変わらないんだな。 人と会う約束で都心へ。コロナのモニタリング検査をやっており、これを機にやろうかと並びかけるも、何十分も待つ気配と配られるキットのでかさを見て、やめた。 二人の人と会い話し、聴いてる時間が長かったなぁと振り返るも、片方はしんどく片方はまぁまぁ楽しかった。何が違うのだろう。相手への印象もあるが、応えを求められる…

解決していないが訊くことがない

…となくわかる。 小澤征爾と大江健三郎の対談をまだ読んでいるのだが、これも結構何言ってるのかわからない。言葉は平易でクリアな話し方をしているのにわからないのは、やっぱり素材がないからだと思う。ただ感覚的に、気持ちの良いことを言っているのはわかるからちゃんと理解したい。加えて相変わらず、自分の悩みは曖昧で漠然としていて策を講じることができない。30年以上生きても、こんな子どもみたいに理解できないこと、コミュニケーションの不自由さを感じないといけないのが哀しい。こういうことだろうか…

きっと過去に何度も出会っていた

…リーヒストリーで小澤征爾さん熱が高まったので、本を読もうと図書館で検索をしたら、谷川俊太郎の対談集に行き当たった。谷川俊太郎も詩集を買ったことがある程度には好きなので、読もうと思うもそもそも本のタイトルでテーマである、武満徹という人を私は知らない。結局その本は一回見送って、大江健三郎との対談本を借りた。そして冒頭で武満徹という人の話が出てきた。 武満徹という人を私は知らないが、どこかで見たな。と思ったら、ちょうど読んでいた松家さんのコラムが、武満徹の家に行ったという話の回だっ…

ありあまるパッション

…味がないくせに、小澤征爾が好きだ。小学生の頃、サイトウキネンオーケストラのドキュメントを録画したのを、セリフを覚えるぐらい繰り返し見せられており、音楽ではなくて小澤征爾がしゃべってる様子を見るのがすっかり好きになってしまった。それでこの間の、小澤征悦のファミリーヒストリーが大変良かった。あの短い時間にぎゅうぎゅう詰め込んでいるせいかもしれないが、小澤家として登場する人する人次々に勢いがすごい。人にどう思われるかとか考えてるヒマがないという感じで清々しい。そんなことはないだろう…

マイルストーンが増える一方

…来るかもしれないと信じていたのだ。 現実の時間は平等に進んでいくが、ドラえもんなりサザエさんなり、文化遺産なり伝統芸能なり歴史なり、起点があるものはどんどん遠ざかるので、取り返しがつかなくなるのが恐ろしくて焦る。木が倒れたり山が崩れたり自然はなくなるが、人間が記したものは残る。と司馬さんとキーンさんが話している中にあったが、記す前になくなってしまうものも多いし、記して残ったものを、まま理解し続けることは難しい。 私の寿命あげるから死なないでほしい人、第1位は小澤征爾さんです。