仮面福祉会

できることを切り売りしています

好いてしまってすみません

朝、事務所にある自販機で飲み物を買おうとSuicaをかざすも、読み取ってくれずにビービーけたたましい音がなる。ならばとQRを選択するがいつまでたっても表示されずまたビービーいう。そうか、機械の方が悪いのか。

通りがかりの清掃の人に不審な目を向けられたので、自販機が使えませんと告げてその場を離れた。エラーを示す機械音はえてして強めだが過剰と感じることの方が多い。あれを決める段取りはどんなものだろう。警告音だとこの辺りですね、とか言われて提示された中から選ぶんだろうか。

 

この間買った音楽の友を熟読した。小澤征爾特集だったから。クラシックを聞かないのに小澤征爾が好きで、つまり音楽的な素晴らしさを全く理解していないのに人物だけに惹かれておりどう説明して良いものか難しい。好きの種類が似た人で筆頭が勘三郎さんだが、これもよく考えたら、芸の良し悪しとは別の好きであったように思う。アーティストにとっては、不本意な好かれ方かもしれず不純で済まない。でも好きなのでもうちょっと生きていてほしい。頼む。

 

自分が好きであることが、相手にとっては取るに足らないか、迷惑だろうなと考えるベースがある。だからか、好きなものを人に知られるのが恥ずかしい感じがある。推しアイドルを布教する人の感覚とは、全然違うんだろうな。