仮面福祉会

できることを切り売りしています

いつか沈む太陽と知っていても

ショックである。

小澤征爾がいなくなってしまった。

1日のできごと全部吹っ飛ばしてこれに尽きる。過去を見返したら何日か言及していた。

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圧倒的な熱量と生命力と知識があふれるようにうわーっと喋る人が好きで、そのトップに君臨していたのが勘三郎小澤征爾だった。小澤さんはもう何年も今か今かという状態だったが、その今がくれば悲しい。自分の寿命を分けてでも生きていてほしいと思っていたし、もしかしたらその結果がここなのかもしれない。だとしたら本望だが、欲を言えば最後まで音楽ができる体でいてほしかった。

まだ生きてくれそうで同じように好きな人はいるけれど、2人のように周囲まで巻き込む嵐のような人はいない。

私にとっての太陽が沈んでしまったので、この先の人生は夜。女は海。

 

 

マフィンとパンがなくなったので、満を持して、柳月のパンプキンバスチーを解凍した。うまい、うますぎる。過去の私よありがとう。いよいよ快楽的に生きている。

4等分して、1つ食べて、3つはラップをしてまた冷凍庫に入れた。

そうしてすっかり失念していたことに、週末全館停電がある。サーバーを落とすからみんな今日はもうお帰りと言われ、いそいそ帰り支度をしていて、はたと気付いた。私の朝食!

えー無理無理うち冷蔵庫ないもん!と駄々をこねていたら、本部の冷蔵庫に持っていけば、とアドバイスをもらった。同僚はみな私に優しい。

バスチーの残りや豆乳などをマイバッグにつめこみ、こそこそと本部の冷蔵庫に収めてから帰った。