仮面福祉会

できることを切り売りしています

干しちゃっていいかなあ、いいよね

起きて仕事に行く所作をなぞるが、完全に眠いし疲れている。ベッドでの睡眠で何か代わり映えがあろうかと少しだけ期待したが、とくに感じ取れる変化はない。雨だというから長靴を履き長傘をさし、いよいよだるい。

ミーティングを終え移動のため外に出れば、雨は止んでおり傘が邪魔だ。しかし昼に買い物に出ると微妙な降り方をしている。
間借りしている常駐先の職員さんたちが、洗濯物を干してしまっていいかどうかと言い合っているのが聞こえる。ここには基本的に責任者がいないらしく、会話が仕事としての相談というより、ほとんどぼやきのような風情がある。
おそらく干さないほうが良い天気の中、外回りをせねばならないからと、隙間を狙ってペアの子と自転車で飛び出した。
坂の上までわっせわっせと登り、要人たちの家に寄り、坂を下った辺りで雨が強くなってきた。歩ける範囲だからと自転車を押し傘をさしながら残りのノルマを周り、戻った。雨に降られると、どうしてこんなにも惨めな心持ちになるのか。

就業後、ピラティスに寄る。複雑な動きの多いプログラムで、インストラクターさんがお手本をやる尺が自ずと長くなる。見て聞いて覚えようとしていたつもりが、途中ではっとなった。
今、寝そうになってたな。
疲れは体よりも、集中力へ先に現れることを実感する。

帰宅して、見慣れないものがある、と思ったら、冷蔵庫だった。床に直置きしていた電子レンジを冷蔵庫の上に乗せたら、足が一箇所浮いているのに気付いた。それからもしかすると、側面が歪んでいるかもしれない。中古で4000円だったから別にいいけど、爆発しなければ。