仮面福祉会

できることを切り売りしています

解決していないが訊くことがない

去年から参加している会議に呼ばれて出席する。
当社比で建設的な話ができる会議なのでいそいそと出かけるも、ものすごくフラストレーションが溜まる会議でもあるということを忘れていた。会議のメンバーではなくオブザーバー(ってなんなんだろう。ずっと腑に落ちていない)なので、メンバーを差し置いて発言したら良くないんだろうなと思って結構我慢している。しかし、発言しない者に配慮をするなんてバカバカしいし、生産性が悪すぎるとずっと思っている。つらい。

会議が終わった後、委員のひとりとつらつら雑談をするも、何を言っているのか半分ぐらいしかわからない。中学生が福祉について、自由に質問したり雑談したりできる窓口や機会があったらいいのでは、ということを多分、言っていんだが、その心は、のところがあんまり理解できなかったので、具体的なイメージが全然できなかった。自分に素材がないから理解できないんだというのが何となくわかる。

小澤征爾大江健三郎の対談をまだ読んでいるのだが、これも結構何言ってるのかわからない。言葉は平易でクリアな話し方をしているのにわからないのは、やっぱり素材がないからだと思う。ただ感覚的に、気持ちの良いことを言っているのはわかるからちゃんと理解したい。

加えて相変わらず、自分の悩みは曖昧で漠然としていて策を講じることができない。30年以上生きても、こんな子どもみたいに理解できないこと、コミュニケーションの不自由さを感じないといけないのが哀しい。こういうことだろうか、と一生懸命考えて、考え込んで行き詰まる。