仮面福祉会

できることを切り売りしています

やりがいという言葉はもう消費した

仕事、やることがないと思っていたが、ほどほどにあった。担当内の職員が半分休みで心安らかだし、涼しいし、わりと最高。

昨日の会議をまとめる。
保育児童分野で働いている人たちの回だったのだが、福祉と括ってはみるものの、人材の視点では高齢分野と同じ土俵にあげるのは無理があると感じる。
自分は成り行きで何だか高齢とか低所得のことばかり考えてきたので、児童分野の話には妬み嫉みがあるという自覚がある。子どもが好きで日々成長していくのを支援して見守りたいというのは、そりゃあそうだろうよ。生物の自然な感情だ。一方その頃大人は。
児童分野は児童特有の大変さがもりもりあって、支援も非常に難しいのは確かだが、やりがいという点ではとてもわかりやすくあって多くの人が認めるところだ。高齢、障害、低所得の分野でも、児童のようなキラキラした感じが生み出せないもんだろうかな。

あと、みんな色んな施設に見学に行ったり実習をしたりして就職先をちゃんと選んでおり、そうか、選べるのか・・・ということに改めて感心した。何とか採用してもらいたいという就職活動しかしたことがないので、売り手市場がちょっとうらやましくなる。福祉現場なら今の自分でも選べるだろう。そうしなかったのは選択だぞと戒める。

雑談をしていて上司が、体力的にキツくなくても、やりがいがない仕事するのって、つらいよねーと言っていた。私は今まさにその状況ですと言いそうになって、思いとどまった。