仮面福祉会

できることを切り売りしています

植物のちから自然の恵み

先週アンテナショップで買ってきた、無花果クルミのパンを解凍して食べる。思いの外酸っぱく、それがおいしい。酸味を良しと感じられると、大人になったなと思う。

作物が味を自在に変える力は不思議だ。干したり漬けたり発酵させたりするのに、熱中できる性格だったら楽しいだろうな。興味はあるが行為が面倒というより、成果物を全部食べないといけないプレッシャーが怖い。従って人の努力の恩恵にしっかり預かっている。

 

最近、高校の友達が話ついでに、入籍したという報告をくれた。前から同棲しているとは聞いていたから意外でもないのに、ちょっとショックだ。同級生はもう、家庭を持つ者と持たない者で分かれ切ったような気がしていた。うっかりすると、日常は永遠に変わらないと思い込んでしまう。

 

エアコンを効かせようとカーテンを閉めたまま寝たり起きたりしていたら、配達屋さんからの電話がなった。リフォーム中のせいか、インターホンが鳴らなくなっている。このくそ暑いなか貴重な人材に申し訳ないことをした。

 

そのまま起きて、かき氷を食べにデパートの催事へ行く。まだ午前だがほとんどのメニューが売り切れていていよいよハードモード過ぎる。幸い目当てのは残っていたので、ありがたくいただく。

 

それから、携帯を買い換えようかと中古屋さんへ物色に行く。今のは5年ぐらい前に中古で買ったものだが、まだ使える。しかしOSアップデートができなくなってしまった。ついに変え時なのか、というモチベーションだから、どうも購買意志が弱い。これだけの金額するものを、定期的に変えねばならないという事実に未だ納得できていない。

ちょうどいい機種がピンク色で、ピンクは嫌だから保留。

 

パソコン作業をするためにケンタ、のち、図書館をはしごする。どちらにもイビキをかいて寝ている人がいた。

この間一瞬ポケモンスリープをやったとき、ポケモンは現代人の課題に向き合っている!という評を目にした。そんなにみんな睡眠に悩んでいるのかと、不思議がっていたが現実がここにある。暑くてお疲れなんだろう。

 

夜、もう1つ残っていたのマンゴーが現れた。前回から学習した母の切り分けにより、何となく見覚えのある形になっている。縦長の種を行儀悪くしがんでいると、果汁がボタボタと垂れてすごい。何もかもが過剰だ。メロンよりおいしいな、と、最近ふるさと納税のメロンを楽しんでいた父が言う。メロンにとってはとんだとばっちりである。