仮面福祉会

できることを切り売りしています

パワーバランス

暑さが朝から本気だ。不快が日々更新されていく。学校は夏休みで、通勤の先生たちもたまにしか見かけない。たまたますれ違った男の先生が、背よりも高い、長方形の黒いケースをガラガラと押していた。何だったのか、形から連想されるものが、琴ぐらいしか思い付かない。

 

午前から大学の先生と打ち合わせ。要領をつかみ、オンタイムで終わるようになってきた。

打ち合わせから戻ると、同僚4人が頭を付き合わせて何か話している。リーダー格と自負している人が、皆さんに情報共有です!をやっていたようだ。この人のそれは大抵汎用性がなく、むしろ混乱を呼ぶから困る。

読んだら連絡をせよという通知が来ていたので、法律事務所に電話をした。すると、年配男性らしき声で、もしもし、と聞こえたきり何も言わないから、間違えてかけたのかと戸惑う。用件を言い取り次ぎをお願いしている途中で、弁護士は出勤して来ません、と遮られる。ではどうやって連絡を取れば、と尋ねると、ファックスでも送っておいてくれと面倒くさそうに言われ、終わった。どういうことかよ、と憤怒になり、罵りの言葉を漏らしていたら、周りのみなさんに失笑された。いかん、私だってみなさんがこんな荒れてたら、引く。何度も反省しているが、一向に私がこの場で一番口が悪い。

 

最近、虎の刺繍のあるバッグを持つ人をちょくちょく見かける。アネロとかルプリアージュとか、良く見る鞄は種々あるが、これほど主張が強いと被るのも勇気がいるのでは。それともむしろ流行りものに乗るのが良いのか。

 

帰宅すると、一時的にめちゃめちゃ邪魔な位置にあった食器棚が元に戻っていた。父の計画では中身ごと全部捨てることになっているらしいが、母が抵抗している。私の普段の思考は概ね父寄りだが、リフォームに関しては父の力が強いから、母に荷担することにしている。食器棚、そこに置いておいて良さそうじゃないと言うことで、2対1を示しておく。