仮面福祉会

できることを切り売りしています

そこここに黒子

朝、目の前を走っていく大型バスの行き先に、ディズニーランドと表示されていた。これからディズニーで遊ぶ人たちが可視化されている。

駅は日常が工事。わずかな隙間からバチバチと光るのが見え、この一枚の向こうとこちらで全く交わらない世界が存在しているのがつくづくすごいなと思う。使いながら完成させていく、工程を考える人進める人作業する人の仕事が想像できな過ぎて信じられない。人智はすごい。

仕事はそこそこうまくいき、終業後、災害のことをあれこれ話そうと有志数名でファミレスに集まる。
災害は、最近もうおなかいっぱいな気がしていたが、進行形でガンガンに関わっている人間と考えの方向性が概ね一緒だということがわかり、少し気が楽になる。
あの界隈は自分の力で物事をぐいぐい進められる個人がたくさんいるので、私みたいなのが仕事でふわっと関わると、小さくまとまってんなーと責められるような気持ちになる。私に力がないのは事実だが、目指すところが同じなら、自分の評価は自分でしながらほどほどやっていきたい。

通りかかったビルの入口に門松が置かれていてクリスマスが終わったことに気付く。いつの間にか門松を設置した仕事人のことを考える。