仮面福祉会

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八ツ墓地獄

何となく不調。昼をゆっくりとれる日だったので、参鶏湯を食べに行く。何度か行ったことがある店だったが、隣りの店をぶち抜いて増設されており、アネックス部分の壁にはアイドルの写真がみちみちに貼ってあった。BGMのK-POPを聞きつつBIGBANGに囲まれ、そうか、と受け入れる。会社の多いエリアなので自分同様社員証を下げているような人も見受けられるが、みんなきっと一度はそうか、と思ったのだろうな。
辛い参鶏湯というのがあったので試しにそちらにしてみたら、石の器の中でぐつぐつと煮立つ赤いスープから鶏の足が出ているという、完全な地獄が運ばれてきて笑った。広義のクリスマスと言えよう。

クリスマスか。毎年、何かしないとけないのではと落ち着かない気持ちになり困っていたが、プレゼントをあげるべき相手もいないし、自分にとってキリストの誕生日は特別めでたくもないし、お祝いらしいことをする理由が全くないのでは?と急に真顔になった。そうだそうだ。明日は安心して普通の火曜日を過ごそう。
ここ数年、メリークリスマスのメリーって何なんだろうと思っているが、調べない。

辛い参鶏湯は辛いのか熱いのか最後までわからないまま、食べきった。