仮面福祉会

できることを切り売りしています

結局これは寂しいということ

いだてんが終わった。終わって寂しいよりも、あー面白かったなーという清々しい気持ち。最初から最後まで全部つながり、いろいろあったがやりきったという満足感。
あとはお気に入りのあの回やあの回で、好きな役者さんのいいところをゆっくり見るんだ。楽しめすぎてこんな幸せでいいんですか。
今年の年賀状を作るとき、あまりに希望がないのでどうしようかと呆然としたが、いだてんの勢いもあり思いのほか新しいことに手を付けられて良かった。周りの人々のおかげさまでがんばって走れたぞ。

止める目途を10月末と考えていた婚活がいろいろあって止められていなかったが、今月末でおしまいにする。おしまいにして、結婚しない人生路線に舵を切ろうとしているのだが、実感を持つと、そうか、と、ちょっとぞっとする。未来がどれだけめちゃくちゃな社会になってもどうでもいい気がするし、いくら生理不順になっても病院に行く必要がないんだな。とか思って、怖い怖い。

毎週買い物に一緒に行っているおばあさんとの付き合いもそろそろ1年になる。今のところ変わりなく元気そうで良かった。むしろおじいさんのほうに気に入られており、口数少ない中ちょいちょい褒めてくれるので単純に嬉しい。そこそこの距離感を保ってくれるので、この世帯だったら多少なぁなぁになってもいいかなと思わせる。
お習字のほうは2年になるが、初めから来てくれているおばあさんが弱ってきていて心配。高齢の人たちとの付き合いは基本的に面白くて穏やかで好きだが(もちろん相手によるけど)、普通の付き合いよりも死別ということが意識されるので気が抜けない。生きてるうちに別れても、あの人はまだ生きてるかなーとかそういう発想にならざるを得ないところに、情緒を感じる。