仮面福祉会

できることを切り売りしています

汎用性がないトメハネの技術

なぜこんなに簡単にしもやけができてしまうのだろうか。年のせいなのか。そんな加齢の方向性聞いたことないぞ。仕事が暇だからか。困ったら全部ストレスのせいだな。

ここのところ何度か書道の心得のない人にお習字をしてもらうことがあった。大人はお手本を真面目に見てまとまった字を書くのだが、心得がないと何となくぼやーっとする。そうか自分が小児の頃から繰り返してきてもはや無意識的にやっている、始め終わり曲がり角の「決め」が、技術なんだなぁと気付く。それを説明するのがなかなか難しいのう。この場合の難しさは、先生ごっこの域を出ないがゆえのことである。先生ごっこなので、集中して書く時間が楽しければいいのではというスタンスなのだが、意外にちゃんと教わりたいのか、どうなのか、判断に迷う。本当に本気なら「一」「上下」「日月」「大小」とか練習したら良いのだけど、正直それをやらせるのはいたたまれないんだ。

帰りがけに肉屋によって手羽元を買う。手羽元は安いが可食部が少ないので得なのか損なのかよくわからない。食べる様もどうしてもお行儀悪い感じになり悩み深いが、切らなくていい楽さと軟骨の好きさが勝ち結局買い続けている。
今度こそおいしいと思えるカレーを作るぞと意気込む。大豆は入れない。ひよこ豆を入れる。何となくすっぱいから脱せない原因のトマトは思い切って入れない。どうだい。どうなんだい。臭くはない。ちょっと辛い。カーテンは汚れていない。それしかわからなかった。明日に期待しよう。