仮面福祉会

できることを切り売りしています

もしかして珪藻土なのかな

冬らしくない冬であるが、今年も既にうっかりしもやけをこさえた。
最近ときどき行くダンスクラスは2人以上で転がしあったり手をつないでぐるぐる回ったり互いの動きを利用しあう試みをたくさんするのだが、普段人に物理的に触れることなどそうないので、手や足をとって、しっとりしてるな…!ということにいちいち驚いている。人間ってあれぐらい水っぽいのが普通なのか?高校生の頃からカカトを割り粉をふいてきた身としては信じられないし一緒に組むのが恥ずかしい。あなたの湿度を全部吸収してもなおさらさらでいる私。もしかして珪藻土なのかな。

久しぶりに走りに行く。見上げるぐらいでかい西洋系の人が参加していた。あれぐらいでかかったら当然ストライドが広いし、推進力があって速かろうなぁと思うが、ハードルを跨いだりする地味な練習はあんまり得意そうじゃなくて意外。そうだよな、器用不器用は生物みな平等にあるはずだ。人種が全然違う人を見ると急に一括りに判断しそうになるの、どういう現象なんだろうな。

森山未來が出ていたのでNHKのドラマを見た。久しぶりに時代劇を見たが、どうも細々とした違和感が気になってしまう。内容も、一昔前の少女漫画的で許しがたいという気持ちになる。自分は森山未來と同い年なので、この歳になって正気で臨めるのか?と疑問だが、いい話だなーと納得している可能性もある。主人公の黒木華ちゃんは、小さいおうち以来、口数の少ない秘める女をやっているのしか見たことがない。しかし初めて見たのが舞台で、おじさんに仕事もらうために寝ちゃうような役だったので、今の映像のイメージが固定化されちゃうのもったいないなーという気がしている。わーってしゃべりたくなんないのかな。
一方的にしか知らない俳優さんのことを心配することほど、不毛なことはありませんな。