仮面福祉会

できることを切り売りしています

欲求と身体が乖離している

可燃ゴミを出してから出勤。

天気が良く、真正面から日光が向かってくる道を真っ直ぐ進む。行きはさほどでもないが、帰りは長く感じる道だ。

靴の入った箱を抱えている。売れて、靴箱が空いたのが嬉しい。

 

昨日よりは早く事務所に着いたが、やはり掃除の人とバッティングしてしまう。以前はもう少し遅かった気がするのだが、早朝から働いていて頭が下がる。むしろ邪魔なのは私で申し訳ない。

 

仕事は再び発送の呪いにかかっており、送るべきものの案をせっせと作る。自分の役割と決まっているわけではないが、人に任せると進まないように感じるからつい率先してやってしまう。先日昇任試験を受けたが、仕事で人を育てるのに向いていない。

定時過ぎにさっさと店じまいとする。

 

夕食として、かき氷を食べに行こうと思う。

土日は混んでいるからなという判断だったが、着いてみると列ができていて、え!となる。冬の夜に並んで冷えたうえに氷を食べるのか?でも、電車に乗って来てすごすご帰るのもな、という浅ましさが勝ち、えいやと列に加わった。

マッチ売りの少女状態であった。

どうやら、しごおわで食べに行くかき氷オタクはこの世にたくさんいて、夜はどの店も混んでいるらしいと学んだ。8時を過ぎて半袖で氷を削る店員さんも、それを凍えながら待つ客も、変態である。

 

食べ終えて寒いから、駅まで走ったらめちゃめちゃにきつい。あれか、私まだ貧血なのか。どうしてこんな自身を傷めつけるようなことばかりしてしまうのか。欲求と身体が乖離している。

凍えながら帰り、もこもこ上着と布団に包まってとりあえず寝ることにした。一人暮らしだと、こういうときに気兼ねなくて楽だ。

 

日付が変わる頃、一度起きて顔を洗い歯を磨き湯たんぽを入れて、ちゃんと寝た。