仮面福祉会

できることを切り売りしています

平均点が高すぎる

金曜日の朝はおにぎりの番組。一般の人がおにぎりを食べた感想を言うターンでいつも緊張してしまう。投稿のコーナーもそうだが、この番組に出てくる市井の人々の繰り出す言葉の完成度が高過ぎるのだ。プロの作家が入っていないとしたら、素人の表現レベルはここまで洗練されているのか。誰もが発信できる時代の賜物として、ちょっと怖い。

 

涼しさも定着し、ようやく信用に足る。むしろ室内が微妙な気温になって難しい。そしててきめんに乾燥を感じる。はっとして卓上加湿器を出した。

 

月に1度出る社内報みたいなもので、職員が順に自己紹介を書いている。今月担当の後輩から次回指名されており、過去の記事を参考に読み返した。自分に興味を持ってもらえるような内容を抽出するのが難しそうだな、と思ったところで、就活婚活の苦みが頭を過った。我々はいつまで自己PRをし続けねばならないのだろう。

 

かつてのママ友たちとテニスをしてきた母から、友達などの情報を聞く。大抵誰の子どもがどうという話で、すると母は、どんな話題を提供しているのだろう。何年も変化のない家族を営んでいる。