仮面福祉会

できることを切り売りしています

友達とは難しいもの

友達宅開催のバーベキューに呼んでもらっている。雨が降りそうだから、集合を早めたいという連絡が入っていた。

急いで支度し、先日父の友達から送られてきたシャインマスカットを持って出かける。駅前のスーパーでお酒を物色するが、ビールとビールらしきものの区別がつかない程に慣れない。どうやらスプリングバレーがおいしそうに見えたから、差し入れとする。

 

全員予定より30分早く着いていて優秀すぎる。旦那さんが焼いてくることに堂々甘んじ、1時過ぎには涼しく快適な室内でぬくぬくし始めた。

あれこれしゃべりつつ、片手間に友達の子どもの相手をする。持って行ったマスカットを口いっぱいに頬張っていて、雑な食べ方がむしろ清々しい。次々に遊びを繰り出してくるので、永遠に終わらないかと思った。自分が子どもの時も、母の友達、というのが偶に現れた記憶はあるが、この子のように気安くはできなかったから、人懐こくて良いなぁと思う。

 

帰り道、3人いた友達のうち1人と一緒になる。付き合いは長いが、元々集団の中でしか交流のない子だから、話すことがないな、とちょっと困る。思えば10代の時も、誰が相手でも、ふたりきりは警戒案件で、帰りの時間をなるべくずらすみたいなことをしていた。根本的には克服できないものだな。

 

友達が新たに結婚したり出産予定だったりするのを、どうしたものか悩む。お祝儀出すのはやぶさかでないが、なんか今更というか、タイミングを逸してどうしたものか、難しい。