仮面福祉会

できることを切り売りしています

パンダのしりを収めたい

母が気まぐれに買ってくるものに、甘酒とヨーグルトがある。開封したら早く食べなければならない。だからいつも賞味期限ギリギリで開け、追い立てられるように食べる。するとまた買い足される。買ってこなくても良いよと言っても、しばらくすると忘れてまた買ってくる。買う方を忘れてもらって構わないのだが。

久しぶりに甘酒を飲み、甘さに衝撃を受けた。

朝のBS、ヨーロッパの山小屋番組がまさかの4周目に入り、怖い。

 

袖の長い服を着るべき雰囲気を察した。外に出ると察した以上に秋だった。

この間まだ暑い日に歩いていたら、背中が開いた服を着た外国人を何人か見かけた。流行っているのかしらという以上に、その背中から除くのがごく普通の下着で、ちょっとギョッとしたのだ。主に西洋の人だが、着るものへのこだわらなさというか、身体全部への捉え方が根本的に違うんだろう。

 

ここ数ヶ月、全然働いていないのに、全身が重くて考えがまとまらない。座ったり立ったりするだけでも、地球に引かれる力が大き過ぎて億劫だ。永遠に寝ていたい。幸い事務仕事がたくさんあり、端から片付け体裁をなす。

早々に帰宅して屍の体になる。

 

新しいスマホ設定は続き、待ち受けにしていた画像の再編集に腐心していた。バケツの中でまるまるパンダの尻が、ちょうどいい位置にくるよう、何度もサイズを変え背景を付け足したりする。生活のどんなことも面倒くさいし、なるたけ雑な暮らしをしようとしているのに、しっくりこないことへの熱量が我ながら不思議だ。