仮面福祉会

できることを切り売りしています

ルールがないと体裁が整わないから

冷たいコーヒーをただ冷たいとだけ感じるようになり、いよいよ秋である。上が水色、下が白という配色の服を着て、気温的にはちょうど良いのだが、不正解を感じる。麻っぽい生地はもう選べないし、そういうことで毎年「着るものがないな」が訪れる。

なぜか、守らなくても生きていけるルールで自分を縛っている。

旅行を境に、続けていた食事記録を止めた。止めたら、料理の素材とグラムを気にしなくていいのが楽だ。ルールもたまに棚卸しをしたほうが良い。

 

上司から、ケガで数日休むと連絡がある。思い返すとこの人は、度々ケガをしている。この間折ったと言っていた肋骨もまだ治っていないのではないか。聞くところによれば大抵飼い犬起因だが、普通に転んだりもしているそうだから心配である。今というよりこの先、無事に高齢者生活を送れるだろうか。

上司不在で心許ないが、暇でぼんやりする。多めに電話を取って定時で帰る。

 

新しいスマホの設定がまだで、とりあえずSIMカードを旧の方に入れる。するとネットに繋がらず、どうやらAPN設定とやらが必要だとわかった。検索結果を見ながら設定画面を開くと、過去のキャリアのものが残っていた。毎回これをやっていたことが、すっかり記憶から消え去っていて、こういう忘れがたもできるんだなと感心した。あと、このスマホ、思ってたより長いこと使っている。

 

帰宅して上司の骨折のことを話したら、両親とも肋骨は骨折したことがある、という。そんなポピュラーなものなのか。

 

スマホケースを物色するだけでまた時間が溶けていく。