仮面福祉会

できることを切り売りしています

親としての陽気さ

4時前に起きてラグビーを見る。攻守がくるくると動き、どちらも停滞するということがない。アイルランドが少し上手で、4年前、日本が勝ったとか、夢じゃなかったろうか。

途中で外が明るくなってきた。ごはんを食べてからまた寝る。手足が冷たくなっていたので、久しぶりに掛け布団を出して被った。本当に秋みたいな日が来るなんて、ちょっと信じられない。

 

起きて、ふた月ぶりにローラースキーをしに行く。日差しが強くさすがに暑いが、体力を抉られるような感じはなく、気持ち良さにまた驚いてしまう。

参加しているのは講習会と銘打たれているもので、レジャーではなくちゃんと修行っぽく、それなりにきつい。しかし、できないことは、できるまでこんこんとやり続けたいから楽しい。

公園には様々なファミリーがいて面白い。替え歌を歌いながら歩くお父さんと娘とすれ違い、自分の友達もこういうことしてるのかなぁと想像する。親としての陽気さは、個人で生きていたら開けない引き出しにあるものだと思う。

 

都心に戻り、中古スマホを買いに行く。随分前から、そろそろか、まだか、を繰り返してきたが、ついに決めて最高に上手くいった。こういう、生活の技の絡んだ手続きは大抵どこかで悔やむ要素が起こるものだから、小躍りするぐらい嬉しい。嬉しいから柄にもなく店員さんとあれこれ会話をした。まるで社交的でまともな社会人のよう。

 

ちまちまと必要なアプリを入れるだけで時間が溶け出す。