仮面福祉会

できることを切り売りしています

地獄の沙汰

朝のBSが毎日辻仁成で理解に苦しむ。やむなくワールドニュースで、モロッコ地震のことをフランスが報道しているのを眺めた。日本で災害があったら、避難所が開かれるとか、一応事後の流れが組まれている。けれどこういう、そもそも災害を想定していなそうな国では、どうやって命を繋いでいくのか見当がつかない。報道陣が現地に入れているのも不思議だし、瓦礫に佇む現地の人を見ているだけで不安だし、どうしたら良いのかさっぱりわからない。

最近の豪雨のあと、そこここで水害があり、全国方々で災害ボラセンが開かれている。いわきだったら行けるかもと算段しているが、私が肉体労働をするのと、その交通費を寄付に回すの、どっちが有用なのかいつも悩む。

阪神、東日本の震災で感じたような、何かせねばという焦燥感は最近、ほとんどない。自分一人の役に立たなさを随所でわかってきたせいと、コロナで消耗し尽くしたんじゃないかと、何となく思っている。総じて年のせいとも言える。

 

最近暇なせいか、日中眠くなってしまって困る。さっさと切り上げ、ネットで目星をつけたベイカーパンツを試着しに行く。高校大学生の頃はよく、試着で入らない哀しい目にあっていたが、いつの間にそれがなくなった。別段痩せたわけでもないから、世の中の服がみんなに優しくなったのだろう。

そういうことを、過去にも書いた気がする。

 

旅の精算をした。2度の旅行で8万近く使っていて、妥当だがそれでもビビる。これでも海外に行く片道運賃にも満たないのだから、みんなどうやってやりくりしてるのか。お金が寄せては返す波のように感じられる。