仮面福祉会

できることを切り売りしています

面倒で受動ばかりする

母が家を出ていく気配を感じてから起き出す。熱心に通っている弓道の試合準備だといっていた。母が出たあとのリビングは既に冷房がつけられていて、ありがたくラグビーの続きを30分ばかり見た。日本代表の運動量や献身は随一と報道はいうが、ニュージー南アフリカも全然休まないし全員よく動く。かなわないなこれは。

 

もう一度寝ると起きるのがとても困難なのがわかっているから止めればいいのに、習慣的に二度寝に入ってしまう。案の定、まとわりつく面倒くさいを引きずりながら昼前に体を起こす。特段の予定はないが、いつまでも寝ているわけにもいかないと思わせるのは常識である。

 

とぼとぼ歩いて献血に行く。献血の、検査に至るまでの段取りは、来るたび洗練されており面白い。順番待ちで前の人たちがのやり取りを聞いていると、血管の細さ出にくさ、人により体が違うのがよくわかる。

朝からチョコしか食べていないのに血を提供しようとしている猛者がいたいっぽう、私はまた赤血球が足りなくてパスされてしまう。くやしい。やっぱり昼めしはかき氷じゃダメなのかな。

 

来週の旅行のお供の本を借りに図書館へ。最近また司馬遼気分で色々読んでいるが、一昔前の、偏った歴史見解だということを肝に命じねばならない。物語は本当らしく思い込まされてしまうし、その自覚を持ちにくいのが怖い。

そのままデスクを借りて、人のホームページを作るのであれこれやる。

 

バスケのW杯を初めて見た。運動量がものすごいのはわかるが、体の大きい人が多いからコートが狭く感じられる。バスケの客層にイメージがなく全員ウェイ系に見える。実況席にいる人々は、やばいとか怖いとかすごいとか感情主体のコメントをテンション高く繰り返している。得点機会が間断なくおとずれるから、解説する隙もないし、ずっとアゲ状態になるのかな。何のストーリーもなくぼんやり見てへぇと思うだけの消費をしてなんだか申し訳ない。