仮面福祉会

できることを切り売りしています

口の中をあけ渡す

父が参加しているアマチュアオーケストラの定期演奏会の日で、朝、母が車で送りに出る音がする。

このオケで父は第一バイオリンを勤めているらしく、仕組みは知らないが多分第二より第一の方がメインなんだろう。とはいえ一人ぐらいいなくても大差ないのではと見くびっているが、そうではないおれは重要なんだと父は言う。家で聞く限り全然上手じゃないから、余程他が下手なんだろうか。

役割があると、本番で休めないプレッシャーが大変ねと母が言っていた。そういうことを、私は考えたことがなかった。多分父もそうだ。なるほど、だから、何か予定がある前、母はナーバスになっているのか。

 

もちろん定演会に私は行かない。

私も母に送ってもらい吉祥寺へ。かき氷チャレンジは全然無理で残念。適当に昼にして献血に行く。

エレベーターに乗り合わせたおじいさんが降り際「レディーファースト!」と言って道を譲ってくれたので、恐れ入りますと受けた。問診室でその人に巡り合いまた恐縮した。医師である。

献血ルームに、途中になってたゴールデンカムイがあったから、ありがたく読破した。久しぶりに読んだら敵味方がわかんなくなってて難しかった。

 

血を抜いてから歯医者に検診へ。毎回同じことを言われているが、つまり現状維持できているということと捉える。ただ詰め物がちょっと欠けているのでまた来なければならない。土曜日の予定…と思ってからはっとした。私は9月から土曜を保育で埋めようとしていなかったか?

わからなくなって予約は後日とする。

 

病院の位置が中途半端で、ラグビーに間に合わなそうだから使いやすい駅まで40分歩く。日は傾き暑さはそうでもないが、単に飽きた。

 

試合開始には無事間に合ったものの、内容にいいところが少ない。ジョネがここのところめちゃめちゃに頑張っているので驚く。勢いでインスタフォローしたら非公開アカウントで承認待ちになる。試合後の忙しいときに、ごめんジョネ…。

 

演奏会の打ち上げあけ、父がほくほくとして帰ってきた。しばらくご機嫌なようで助かる。