仮面福祉会

できることを切り売りしています

眠るでもなく床に体を延べる

事務所に行く前に、大量の書類を受けとるのに途中下車する。キャリーケースにそれらを積め、いつもより割り増しに早足で歩きなるたけ邪魔にならないように頑張る。なるたけ空いているところとして、女性専用車両に乗り込む。女の人ばかりだと意識すると異様な気がしてそわそわする。私は確実に女に見えるだろうか。

それにしても朝から暑い。

 

出勤してちゃくちゃくと仕事。大量の発送物があり、夕方郵便局まで運んで行く。少し低くなった日がそれでも強く、これは焼けるな。信号待ちをしていたら、おじいさんに、この辺でスコップとちり取りを買えるところはないかと聞かれる。近くのダイソーを提案したが、何があったんだろうか。

発送がうまく行かず2往復するはめになる。今日はそういう日だ。

 

水曜に同僚に依頼した仕事が、今日1日かかっても結局終わらなかった。どうやったらそんなに時間がかかるのか意味がわからない。間に合わないので引き取る。

システムが使えなくなるから帰る準備をしていると、別担当の先輩が声をかけてくれる。帰って何してるのと訊かれ、横になってますと答えた。答えてから、本当に横になっている、横になってるだけだなと改めて確かめた。

 

いつもより少し早い時間に帰宅し、横になるのは止めようと自身を奮い立たせた。洗濯物をしまい、去年の書類を選別し、紙ゴミをまとめる。

保育補助をやろうとしているのに、保育士資格の証明がないのだ。そもそも合格証しかなかったのだけど、それすらない。片付けたがやはり見付からない。合格証の発行に2週間、そのあと保育士証の発行に2週間。この時点で信用に傷が付いている気がして、辞退しようかな、と弱腰になっている。