仮面福祉会

できることを切り売りしています

人々の営み

暑さばかり報じるニュースにケチをつける自分を脇において、懲りずに、ますます、朝から暑い。沖縄より暑いの、がっかり事実過ぎる。

アマゾンで頼んだ炭酸水が届かないから、まいばすけっとウィルキンソンを買う。ウィルキンソンはちょっと苦い。一番好きなのは天然水スパークリング。水すら好みがあるのだから生産業は奥深い。

 

学生がいなくなり電車が少し空いている。隣に立つ人がハンディファンをシャワーのように顔に向けている。この人は、昨日も隣にいたかもしれない。車内ではなるたけ個人情報を拾わないようにしているが、振る舞いで覚えるのはやむを得ないだろう。

 

毎日送る郵送物のことで、スタッフ四人が車座になってわーわー盛り上がっている。印刷して封入して郵便局に出すだけのことで何をそんなに…と思いながら、私は私で発注する封筒の数に悩んでいる。足りないと困るが余ってももったいない。生産性がないにも程がある仕事で萎える。将来を予測して買い物をするんだから、証券取引してるのと同等と思おう。

最近どの業者も、いっときより納期を遅めに告げてくる。人手不足か、前が無理しすぎてたのか。パンデミックと物価高騰を経て、その他のことも相乗りで寛容になったよう感じる。そしてAI、という二文字が頭をよぎる。

1日事務所でぬくぬくと、ひやひやと過ごした。

 

相変わらず住みながらのリフォームは続いており壁がない。今日は、大工さんが帰ろうとしたら、車のバッテリーが上がっていて大変だったのだと母から聞く。何でもラジオを消し忘れたといい、そこはエアコンじゃないんだ。車必須の仕事のわりに迂闊なことをする。

母は出入りする大工さんとの交流をそこそこ楽しんでいるようだ。

労働の余韻で室内に蚊が飛んでいる。