仮面福祉会

できることを切り売りしています

夜は異世界

朝、ここのところ表で小学生が賑やかだ。初めは林間学校か何かに出掛けるのかと思ったが、来る日も来るので、ラジオ体操か、と思い当たった。いっとき、近所でラジオ体操やってたら参加したいと思っていたが、実際あるとわかった今は億劫だな。朝から暑い。

Pontaのエコ系のアプリで30年前の気温と比較する項目があるが、最近は連日+10℃とかになっており、冷夏だった年なんではと疑っている。でもまじかな、まじなんだろうな。だってまだ7月だものな。

30年前といえば現役でラジオ体操にいっていた頃だが、体操をしたあと、会場をぐるりと一周走らされていた。今はもう無理だろう朝から暑い。グレタさんほどではないが絶望的な気分になる。

 

仕事。何かと発送と封筒在庫のことばかり考えている。封筒増刷の見積りを取ったら、2年前から6倍以上になっていて、物価高騰が過ぎる。何十年経ってもおれの給料は6倍にはならなかろうに。

 

謎の番号から入電がある。話しながら調べると、詐欺、詐欺、と結果が出る。いたって普通の問い合わせだったから不思議だが、どうも海外回線を経由しているらしい。よくわからんが、変な携帯掴まされたり、闇仕事をさせられたりしてないか、ちょっと心配。

 

夕方恒例の打ち合わせののち、仕事の荷物を送るためコンビニに寄る。店内一方通行の極狭物件で、でかいダンボールを持ち込んですまない。店員さんはあたふたし、1つしかないセルフレジに列が延びて更にすまない。先にお会計を、と言われ、着払伝票です!と元気よく伝えた。どのコンビニも店員さんがスマートに何でもこなすのに慣れていたが、こういう人もいるよな。むしろ少し安心する。でも、すまない。

 

20時になっても温い。

近所の家に帰ってきた子どもが、前にこれぐらいで5時ってことあったよね、と母親に言い、ああ、冬はねーと返されていた。夏の日が長く、冬の日が短いことを「出来事」として記憶しているのが、人生の新人らしくて良い。