仮面福祉会

できることを切り売りしています

輪になって知らん歌で踊る

カーテンを開けると、向かいの家の駐車場を猫が歩いていた。明るいなかてくてくする猫は珍しいもののように見える。

 

目を閉じていたい。

うっかり詩的になるが、ただ、目が染みるような薄い痛みがずっとあって不快なのだった。それで久しぶりにイヤホンを引っ張り出すと、片方耳に入れるカバーが外れてない。音漏れしないようにカバーがない方を握りしめて、YMOを聞いた。本当に漏れていないかわからないが、漏れていたとしてYMOなら許されるだろうか。

目を閉じていたら立ったまま寝そうになり、ガタッてなってビビった。

 

ライディーンを聞くたびに、小学校の運動会で踊った全校ダンスを思い出す。既に解散して久しいバンドの曲で踊るの、以降のWAになって踊ろうみたいなものか。ライディーンだったのは1年だけで、後はジンギスカンだった。転校する前の学校もジンギスカンで、あれはなんだったんだろう。それ用のアルバムでもあるのか。とすると今は何だろうな、YOASOBIとか?というか、ジンギスカンって誰の曲?

 

昼にかき氷チャレンジも、第一候補は全く電話がつながらず第二候補へ。しかし狙いのメニューが売り切れで、看板の前で立ち尽くしてしまった。ここにきても食べるものを決めるのが苦手さが出る。先日食べたマジマンゴーの記憶があり、マンゴーメニューをようやっと選んだ。それなりにうまかったので救われたが、やはりマジマンゴーとは違うことを確かめた。

外は確かに暑いが、湿気がないのでそんなに不快な感じはしない。と、言っていられるのも基本エアコンの中で仕事ができる気楽さによるので済まない。

 

夜、NHKから報道ステーションをはしごするのが最近の定番になっている。続けて見ると、情報の出し方が全然違うので面白い。大抵、NHKで概要だけ伝えられたことを、テレ朝で補完するかたち。
NHKは最近暑い暑いという話ばかりしているが、テレ朝で扱うほど殺人事件の詳細を知る必要もなさそう。もうちょっとなんか、お知らせしていただくべき世の中があんじゃないだろうかと、例えば政治とか、戦争とか、水害の被災地はどうなってるのかよとか。
そういう違和感も含めて、テレビを見ながら、自分と世間の距離を測っているような気がする。ちまたのみなさんはかほどにテレビを見ないだろうから、これもまた多くから離れていくのではと、何をしても不安だ。