仮面福祉会

できることを切り売りしています

異常の中の日常

電車の連結部手前の座席は優先席。という先入観が強く避けがちだが、ちゃんと見たら全然優先の表示がなかった。年を取るにつれ席を譲る躊躇いがほぼなくなったので、優先席でもなくてもあまり関係がないが、あえて優先席に座ろうとはならない刷り込みがある。自身が元気だからこそそう言ってられるだけだな。

 

明日の健診のため、問診票を埋める。内科の項目の、不定愁訴的な選択肢を選ばされる箇所にいつも懐疑的だ。「首や肩が凝る」は、痛くて首が回らないから、はい。「仕事中目が疲れる」は、起きた瞬間から目の調子が悪いのはいいえなのか。どうせ全部ストレスおよび歳のせい、で仕舞いだが、選択によってはガチ病気の可能性、あるのか。

 

仕事、毎月の任務について、業者さんからリマインドのメールがある。先月すっぽかして迷惑をかけたせいだ。そして実際、メールを見るまで忘れていた。あっぶねえ危ねえと慌てて取りかかり、お礼のメールを返す。

打ち合わせの帰り、正規職員全員で、ドベテランと新人さんの関係性が懸念だという話をする。共通認識で良かった。

 

帰宅すると、家の壁がぶち抜かれていた。

祖母の部屋とリビングをつなぐリフォームをされるとは聞いていたし、考えてみれば1日で終わるわけがない。が、こんな、事故みたいな状態になるとはと、想像したことのない光景で理解が追い付かない。天井のダクトがむき出しになり、キッチンが撤去された所から多分ガス管が出ていて怖い。それを左に感じながら夕食をとる様子は、映画か何かの冗談のようである。

落ち着かねぇな。