仮面福祉会

できることを切り売りしています

清潔にはないものなのか

朝からかんかんに暑い。トレーニングウェアで女の子が駆け抜けてゆき、ほぼ毎朝すれ違う先生らしき人々が声をかけていた。生徒か。もう朝でも夜でも運動はもう自殺行為だがすごいな。

 

いつも通り職場に着きポットに水を入れ湯を沸かすが、果たして需要はあるんだろうか。わからないので何となく半分ぐらいにしておく。

午後から休む心意気だが、相変わらずデータが出来上がるのを待つ時間が多くやきもきする。それでも昼はしっかりかき氷を食べに出る。ものすごく日差しが強かった。

何とか捩じ込んで休みに入れた。

 

勢いで映画のチケットを買ってしまっていたので、映画館へ行く。Bunkamuraのシアターが東映とすげ変わっていて意外。がちゃがちゃに雑多なビルのなか、シアターだけが異世界のよう。

見たのは大いなる自由。

役者さんがとても良かったし、話の組み立て、建物、小物と、細部に渡って丁寧に作られているのがわかった。ただずっと、何となくばっちいなと思っていた。愛を示す行為は大体ばっちい。そうは思いながらも、仄かに高尚さを読み取れはしたので、普通はもう少し美しく感じられるのかもしれない。

あと、この人たちはちゃんと刑務ができて、社会生活のできる力がある人たちなんだな、ということに感心していた。

 

エレベーターに乗るとたちまち雑多な渋谷が現れた。気付くと晴雨両用折り畳み傘がなくなっていた。どこでだ?