仮面福祉会

できることを切り売りしています

午の前後の分断

五月の休日出勤の振替で、意味もなく午前中休む。期限を過ぎると超勤扱いでお金になるのだが、ズルをせず休んで偉い。

何をしようかとあれこれ検討したが、どれも時間が中途半端で、ついには検索バーに「やりたいことがない」と入力していた。検索結果には「やりたいことを仕事にする」からみの記事が並び出てきて、そうじゃないのよ、と思う。

 

結局ギリギリまで寝てからかき氷を食べに行った。平日の昼前にもかかわらず、お店の台帳には既に多くの名前があって人気がすごい。文庫を開いて日陰で待つ間、風はあるが蒸し暑い。次々と人がやって来るのに落ち着かず、本の内容が頭に入ってこない。

かき氷はとてもうまくて来た甲斐があったなぁと心小躍りで職場まで歩く。

 

午後からちゃくちゃくと仕事をする。それからまた外出して打ち合わせ。

業者の人々が空咳をしている。コロナが出て以来人の咳に敏感になったが、それで、咳をしている人は大抵喫煙者だなと気付いた。明らかに気管支と肺に異常をきたしているのに止められないなんて余程中毒性が高いのな。たぶん私のかき氷なんてかわいいものよ。

 

通り雨に通りかかった。