仮面福祉会

できることを切り売りしています

辛抱に面倒くささが勝つ

リビングの、天井に4か所埋め込まれている電気がつかなくなった。別の電気をつけると部屋の一ヶ所が集中して照らされ、自分が座る辺りが少し影になる。一人芝居を見ているようだ。しかしさして不便でもないので、切れた電気は切れたままにしてしまいそう。

一週間ぐらい前にスマホの通信料が上限を越え、激遅期間に入っている。ちょっとの間だしねと、遅いままこなすのが毎月末恒例になっていて、むしろ使えなくならないのが良心的である。

多少の不便を辛抱して生きるのが生物という感じがするが、それに相応しい対象かどうかという視点はあるだろう。今辛抱しているのは多分、する必要がないやつ。良い感じに言ってないで早く何とかせよと。

 

遅延でどんどんぎゅうぎゅうになる電車は、できれば辛抱したくない。

到着駅で電車から吐き出されたあと、白杖の人が、目印にしている掲示板までたどり着くのを見守る。目印を見失っていたら声をかけることにしている。目が見えないのに視覚に基づく熟語しか思い付かない。

 

上司との面談があり、今から来年度の異動希望のことを訊かれる。別の部署に移るよか、他機関に出向したいとかねがね伝えているが、実現したらめちゃめちゃにストレスなんだろうな。希望を述べる私と、現実で体験する私に乖離がある。

その後、会社の偉い人に、これからかかろうとしているの仕事の説明をする時間が設けられた。昨年私が、休みの暇つぶしにやっていたあれこれである。これを出帆させた結果、上司、そのうえの上司、そのうえの偉い人、教授、と順調に船がでかくなり、操縦席に様々な人が座るので、勝手にやってくれと船を降りそうな心境になっている。自分のコントロール下にないとやる気がなくなるのは、私の悪いところだ。全部コントロールできるような力はないんだから。

 

婚活のお断りをようやっとスタッフさんからしてもらえたのに、相手からメールが来た。気配りができる方だと自称していたが、これきりの相手に別れの挨拶する、というのもそれなんだろうか。