仮面福祉会

できることを切り売りしています

社会人もおうちへ帰れ

雨で寒い朝。昼前には止むという予報を信じる。

始業後、引き継ぎのミーティング。業務分担された役割なのに、微妙にボランティアが挟まれている。企業勤めでいうところの、接待ゴルフとか青年部みたいなやつだな。こういう、独特の会社所作みたいなものに乗っかる茶番は嫌ではないが、金を求められるところだけは回避したい。

病院同行の予定だが、昨日までに本人と連絡がつけられなかった。行ってみるほかあるまいと思っていたところ、通りかかったコンビニに、対象者のチャリが停まっている。
そんなことあんのか。店内に入るとやはり、いた。一瞬躊躇したが声をかけ、あとで行くからね!と押していったん別れた。
仕事でなければこんなにもほいほい話しかけられないどころか、基本人と触れ合わずに生活しようとしているから、社会ってすごいよなと改めて思う。役割を演じておもしろがっている。
ごく少量の雨が降る中、病院まで自転車をこぎ寒い。受付で検温をしてもらうが、何度やっても「LOW」になってしまう程に冷えた。帰りはすっかり晴れていたが空気が冷たい。好きな気候だ。

夕方から来客があり、話しているうちに「人間っていいな」の歌が流れ始める。間借りする施設の閉館の合図だ。仕事の打ち合わせすら「でんぐり返ってバイバイ」で強制終了させられる、冗談みたいだ。

おかげで終業して楽器の練習をしに行く。昨日の今日だが、全然進歩しない。普通の音が出ないうえに、展開が起こった瞬間にガッタガタになる。呼吸しているはずが酸欠で立ち眩みがする。

チケットをかなり前に買ってしまったセイコーゴールデングランプリと新宿歌舞伎と、ラグビープレーオフとローラースキー講習が全部同じ日にある。今週末には何の予定もない。諦めるしかないが、ままならなさよ。

ここのところ夜眠く寝るしかなくなるのに、朝5時頃目覚めてしまう。