仮面福祉会

できることを切り売りしています

機器に左右される

朝。新しくなったエアコンが動いているが、寒い。古いせいじゃなかったのかなぁと多少がっかりするが、決めつけるには多分まだ早い。説明書を読んで最大限機能を活用してからだ。

謎に2台使いされている冷蔵庫分の1も同じく納品された。父いわく、私が家を出るときに持って行かせる条件で買ったとのことだが、父の計画で私は今後どうなっていくことになっているのだろう。自分ですらわからないのに。

その前提で初対面した冷蔵庫は、以前独り暮らししていたときのものより全然でかかった。嘘だろ。

家電に不安にさせられる毎日だ。

 

三島由紀夫の豊穣の海を読み終え、あれはすごいものだった。ほぼ意味がわからなかったが、文の力に翻弄され殴られ続けたうえに、終わりが恐ろしくて良かった。さすがの拗らせかたである。確か何年か前に東出くんが主演で舞台をやっていたはずだが、どんな構成だったのだろう。見てみたかった。

晩年の作品がちょっとおかしい、迫力がある文豪が好きだ。

 

読む本が切れたので、電車内でぼんやりして立ったまま寝る。米津でも聞く気分でシャッフル再生したら、アークティックモンキーズがかかってビビる。いきなりロックに揺さぶり起こされたようだ。

 

今日も暇かと警戒したが、なんだかんだやっていたら夜が更けた。風が強くて寒いのでびっくりする。

満を持してエアコンをつけると、急に本気を出したように暖かい風が吹き出される。これは、乾燥だな。説明書を読むと、除湿をPRされ全然気持ちが通わずおかしい。