仮面福祉会

できることを切り売りしています

後先への恐怖

出勤するなり、昨日起こった事件を回収する。帰宅前にボタンを押した結果のタイムスタンプを見ると23時代を記録していた。2時間はかからなかったか。しかしもう後戻りはできない。全てのことが最後には思い切りまかせになってしまう。追い詰められ、根拠も計画性も霧散する。戦時中の日本みたいだ。

 

朝いちやることをやったら、急に暇だ。ひま、そんなことあるだろうか。あるわけないと思いながらも、緊張の糸がぶっつり切れてぼんやりしてしまうしいっそ体がだるい。後回しになっていたことを一生懸命掘り返して1個ずつやる。ずっとエンジンをふかしていると周りが見えず大味になるが、急に停まると空転して呆然とするな。

全ての事件が自業自得の恐れがありわけわかんなくなったのでさっさと帰る。

 

ひと月前に終わった兄の誕生日を今更祝うことにし、雲にのる夢枕というのを注文した。要らなくなったときが恐ろしいので、こういうサイズのでかい物を買う勇気が、私にはない。だから、兄からリクエストをもらったときには、強いな、と思った。

 

1週間親と話さなかったうちに、家電をことごとく新調することになっていた。最近父があれこれ家に手を入れようとしているのは察しているが急にどうしたのか。怖い。母もさほど乗り気でないなか冷蔵庫を選ばされ買うことになったらしく、全体的にモヤモヤする話である。使う本人が要らないものを買うのか。壊れてから買うよかいいのかもしれないけど、そのお金の使い方は、有益なんだろうか。あと、引き続き冷蔵庫は2台使いするらしいのも意味がわからない高齢二人世帯なのに。

 

自分に将来があると信じているからこそ生じる恐ろしさなのかもしれない。