仮面福祉会

できることを切り売りしています

異なるを受け入れざる

ぐんぐんと寒い。ガスファンヒーターのチューブは元栓に繋がれ稼働を始めた。

 

テレビをつけるとダルビッシュのいるチームが試合をしている。メジャーリーグの試合はなにしろ、客のテンションが高さがすごくて客席ばかり見てしまう。これがアメリカ人の標準なんだろうか。最近ふられた婚活相手は留学経験があるせいか知らないが、アメリカンがもれ出る人だった。一方私は日本人平均以上に低空飛行なほうなので、あなたとは打ち解けられませんと判断されてお仕舞いにされてしまった。不本意だが、相手の求める自然体がアメリカン標準だとしたら、生まれ変わらないと無理だ。

パドレスが逆転ホームランを打たれていた。

 

仕事はいよいよ緩い。ゆうちょ銀行の仕組みに頭を悩ませて1日が終わり、何をやっているのかな私はと、目の前が暗くなるばかりである。

夏休みが1日余っていて、別に使わなくてもいいんだけど上司に促されて消化することになっている。せっかくだからどこか遠出しようかと思い付いたが最後、そのことばかりで頭を悩ませてしまい疲れた。人生を楽しむことが下手なのにもほどがある。

こういう時、車という選択肢があればよいよいなんだろうが、さほどのモチベーションはなくてスルーし続けている。

ちょっと待って冬、という歌が頭を回る。