仮面福祉会

できることを切り売りしています

歯車であることを疑いようがない

寒くて首と手をモコモコにして出掛ける。電車で見かけた人の服から、ビニル袋に入ったボタンがこぼれ出ている。このパターンは初めて見たな。

 

同じフロアで働く業者の人が陽性でしたと報告を受ける。昨日対面で打ち合わせしていたやな…ていうかさっきまでそこにおったな…。時間の問題感がすごい。バカ真面目に四六時中マスクを付けワクチン接種も早々に3回済ませ、それでもなお罹らんだろうとは全然思えないんだから、では一体私は何をやっているんだろうな…と、改めて振り返るとめちゃめちゃである。正直何も考えていないし、考える必要性も感じていない。これが、よくよく考えたい人との齟齬なんだろう。

 

上司から今年度の評価を渡される。今の仕事をしている限り高評価をもらえるとわかっているので、ありがたいが複雑である。超絶暇な部署と、激務だけどやってたら終わる部署では、結果を出す大変さで言ったら前者だろうと思うのだ。こういうの、上手にやってる会社があるなら教えを乞いたいものである。

 

昼外に出た職員が、人がたくさんですよ花見ですかねと言っていた。毎年春はみな飽きもせず頭をふかふかにして何となく外に出て人がいっぱいいるねーと思ってたより寒いねーと言いながら桜の写真を撮るのだ。かく言う私も明日外で人と会う約束があり、ああ人混みの一味になってしまうんだろうか、寒いのか、どうなのか、疲れるだろうな、心配で憂鬱である。