起きて、また寝て変な夢を見続けて起きると、風がとても強い。そういえば春には時々こういうことがあったな。朝と昼と同じものを食べ、ぼちぼち出掛ける。
知らんうちに桜をはじめ花たちがめちゃめちゃに主張を始めていて怖い。怖い、という感覚はなんなんだろう。どうも私は木に近い花、群衆の花に恐れをなしているようだ。静かに忍び寄り爆発をして、普段の景色を塗り替えて強制的に季節を終わらせてしまう。一方紅葉は全然怖くない。あれは、終わっていく過程だからかな。
何となく気持ちが落ち着かなくて、油断すると死について考えてしまい悲しい。悲しいがドラッグストアでフルグラを買うのにクーポン券を上手に使い、スタバでカフェミストを飲みながらロシアについて学ぶ。悲しいがアーモンドミルクがうまい。
家に着いて誰もいない隙に掃除機をかける。程なく雨が降り始め、嵐になった。気のせいか家が揺れているようだ。こんなことではガチ地震に耐えられる気がせず、怖くてまた悲しむ。悲しいがメルカリで物が売れたので梱包のためにせっせと工作をする。
それから平野歩夢の情熱大陸を見た。かっこいいしかわいいし地に足が着いていて最高好きだ。しかし、周りの大人たちの怖さが印象に残る。情熱大陸滅多に見ないが、見るといつも意外と内容が薄いぞと思ってる気がする。多分期待値が高すぎるんだと思う。
分けて洗濯をしたいものがあるが、四六時中洗濯機が空かなくてできない。母の気まぐれ家事の読めなさはある意味才能ではないか。これでは敵に攻め込まれることはあるまい。しかし困る。
なんだか怖がってばかりいて1日が終わった。