仮面福祉会

できることを切り売りしています

全部が偶然で作られている

朝、テレビをつけるとチャンネルがBSになっており、イギリスのアマチュア焼き菓子コンテストみたいなのがやっていて何となく見た。アフタヌーンティーに乗ってくるようなひとくちサイズのタルトやケーキを各々作っていておいしそう。そのうちの一人がそれらを、傘をひっくり返し中に人工芝を敷き詰めた上に並べた。

なんで。

イギリス的にはさほど意外ではないのかもしれないが、脈絡のなさと、直置き、ということへの衝撃が勝りそればかりが印象に残った。それも含め、参加者の様子や良い感じのお菓子の雑さ、番組演出など、全部がこれぞというイギリスでよかった。

 

濃厚接触者判定をされた職員から、陽性でしたと連絡がある。マスクしてるしワクチンも打ったが、隣の席で普通に昨日話してるんだよな…と心配になり、週末の買い物同行を念のため休むことにする。

しかし帰る頃には心配は霧散していた。

新年度から異動が決まっている後輩と少し話す。自分があまり興味がない部署に、希望を出しての行く人がいることに毎回驚いてしまう。どうしても、みんな自分と同じように感じてるものと、無意識に考えているらしい。たまたま一緒に働いているだけで、ここに至る道もこの先の道も、全員違って当然だということを改めて確かめる。

 

父が誕生日だったのでかろうじておめでとうと伝えた。今年も健康でありがたい。昨日発注したプレゼントは忘れた頃にやってきそうだ。