仮面福祉会

できることを切り売りしています

友達のような雑さが光る

週に1回乗るバスで時々一緒になる親子連れが、今日は何だかコンパクトだな…あ、ベビーカーを卒業したのか。思いがけず他人の子どもの成長を知ってしまった。

ベビーカーといえば昨日横断歩道の出口の段差で、派手につんのめって子どもが前にこぼれそうになったところを、周りの人びとが一斉にフォローに入ったのを見かけた。本能すごい。と思うと同時に、介護の車椅子と比べると、ベビーカーは考えがたい雑さで扱われている。大人と赤ちゃんでは重さも乗り方も全然違うが、本人に伝わる衝撃がないわけではなかろうに怖くないんだろうか。こぼれ落ちそうになってた子どももただキョトンとしていたし、よくわかってないから平気なのかな。

 

おばあさんとの買い物を終えラグビーを見に行く。応援している選手が今季初スタメンだというのと、リーチが100cap記念だというので慌ててチケットを買った。

生配信解説のサービスがあり、スマホがスリープになる度に切れるのでそういう仕様かと難儀する。あまり聴かれていないのか、リアルタイムで送った質問に100%答えてくれてすごい。引退したてのOBが喋り手で純粋な選手目線なのが大変に面白く、一緒に試合を見ている贅沢さがありとてもよかった。

そしてお目当ての選手がPOMに選ばれ、試合に勝ち、リーチの記念を祝い、あれこれ私に行き届いた結果となりほくほくで心の中でスキップした。

しかし来場者数は3000人に満たず、隣の神宮にはたくさん人が来ているようで余計に残念だ。もうちょっとスポーツニュースで取り上げてくれたらなぁ55歳のあの人に費やす時間そんなにいらんだろう、なぁ。