仮面福祉会

できることを切り売りしています

嫌さにすら意味があるか

朝起きるのが謎に辛くて地獄だが、ただピヨピヨ鳥が鳴くだけの目覚ましで起きられるの我ながらすごい。

 

シャキーンにコロッケさんが出るウィーク。多くの人をハッピーにさせる稀有な力を持つ人と思っているが、人物どうこう以前に何故か私は昔から顔で笑わせるタイプの芸が苦手である。変な顔に気持ち悪さを感じてしまう。

駅まで歩いていると、赤いママチャリに乗ったサラリーマンが、ツバをはいて追い抜いていった。私はああいうことをする人とはけして親しくならないと決めているのだと、知らん人の背中を見送りながら改めて確かめた。

こういう嫌悪感についても、掘り下げると何か同じ根本があるのかもしれない。ぼんやりとあるのは、どちらも「汚さ」を感じ取っているということだ。同じような理由で私は古い布が怖い。古い布とコロッケさんが一緒なのか…?

 

クロスカントリースキーをやるタスクを何とか片付けたいと、昼休みに旅行カウンターを目指したら閉業して店が変わっていた。コロナよ。クロカンはやりたいが、そこに至るまでの準備が面倒に面倒くさすぎて出鼻をくじかれるとつらい。春になってしまうよ。

 

帰り道、電話しているのか喋り声がめちゃめちゃ響き渡っている人が近付いてくる。そして、追い越していったのは朝の赤いママチャリであった。