仮面福祉会

できることを切り売りしています

防御を固めた年寄りたち

ない眼鏡を上げる仕草に慣れた。

正規職員の半分が午後休を取ったので、一瞬にして迷える子供たちを抱える羊飼いの気持ちになる。幸いこれといった事件もなく終わった。みんなぼちぼちワクチンを打ちに行っているようだ。

 

業者さんのなかに、周りを下に見ているなーと、じわじわ感じさせるおじさんがいる。今日の打ち合わせでじわじわの具体例を目の当たりにし、ついに捉えたぞ、と見えない尻尾を掴んだ。しかし実際には立ち会った瞬間には何も言えていない。おや?と思った時には正体がわからず、後からあれはと気付くことが多い、瞬発力のなさが本当に悔しい。とりあえずデスノートつけて、どう攻めるか作戦を立てよう。

 

パラリンピックが始まっていた。開会式を見ていると中国の人々の存在感が大きく、中国主催の大会に招かれ参加してるみたいである。選手たちがピースをし、会長が腹から声を出して平和を訴え、国家首席が肖像画のような顔で開会を宣言した。今にも引火しそうでハラハラする、こんな恐ろしい祭典があったもんだか。

パラに出る選手には戦争で障害を負った人も多かろうに、どんな気持ちでいるのだろうな。