仮面福祉会

できることを切り売りしています

自分の判断に納得させておいておくれ

朝起きると平熱であった。
平熱になると不思議なもので本当にけろりとする。稼働しては休み稼働しては休みで探り探り回復を伺った。

とりあえず今年の医療費を計算し、ダメだということを確認した。それから保険金請求の手続きをして多少でももらえるならちょっと傷が和らぐかと気を沈める。

しゃっきりしてきたので父に聞かれ顛末を話すと、まずその病院に行ったことがどうだったのか僕だったら身近な医者にまず相談するね、としたり顔で言われこのやろう想像の中で百篇ぶっとばした。
身近な医師とは父回りの親戚のことだがそれはおれの身近ではない。私は今後全て自力で判断して生きていかねばならぬのでそういう心構えでいるところをよな。
じゃあ代わりにセカンドオピニオンを聞いておいておくれと言い残し去ろうとしたところ、しばらくお菓子も食べられなくて可哀想にねとーとパウンドケーキを片手にコーヒーを飲み始めた。え、まじそれどういう心境なの、じゃれてるつもりなのそれとも心配かけたことへの趣返しなの…?

年賀状を作らねばと、surfaceにクリスタを入れたら楽に絵が描けて、ぐるぐる回しながら直書きできるってすごいな!と感動した。今更かよである。
しかし少し座っていると疲れてしまい休み休みでいっこうに捗らない。明日仕事ちゃんとできるかなー。

仕事の前にまた1度病院に行かねばならない。医者に聞いておくべきことをシミュレーションしていたら、父に言われたことを永遠に反芻してしまい、ろくに寝た気のしないまま朝を迎えた。
ちくしょう。