仮面福祉会

できることを切り売りしています

コメがなければパンを食べられる僥倖

明け方には雨が止むという予報を見たので、午後の晴れをねらい洗濯物を外に出して家を出たが、昼前出張のために職場を出るとしっかり本格的に降っている。約束が違うではないか。

出張先の近くの、一時期よく行っていたインド屋さんに行く。久しぶりで記憶がなかったが細長くないお米にがっかりする。何年か前から私はパラパラのお米でなければいっそおこわにしてくださいという好みになってしまった。普通のお米はもう十分食べたからだと思っている。
そういえば少し前に20代前半ぐらいの人に、コメ不足とタイ米の話を教えてあげたことがあった。説明しながら、何だったんだろうなあれはと面白く思い出した。何であんなにみんなコメにこだわっていたんだろうか。今同じことがあったらあの時みたいに、タイ米輸入の苦渋の決断、みたいなテンションになるだろうか。ならんのと違うかなぁと根拠はないが思う。

いくつかの福祉施設の人が集まってお悩みを共有する会。理念の共有が大事だということで共感しあっており、随分外周の話で盛り上がっているので実際の行動に移行できるんだろうかと心配になるが、まぁ闇雲よりはいいのかと聞いていた。いつも思うが、こういうところに足を運ぶ力がある時点であんまり心配がないといえる。
個人などはなおさら。相談する力のある人は大抵自力で困難を乗り切れる。問題は助けたいけど手がかりがない場合である。そういうときに福祉ではアウトリートアウトリーチといいます。アウトリーチ。現場の人たちはどうやってやってるのかなぁ。

週明けに持ってくるのを忘れた土産物を配ろうとしたら、いくつか賞味期限が今日または切れている。本当にこういう迂闊が常に罠をはっているな。それからもうひたすらに眠い。