仮面福祉会

できることを切り売りしています

果敢に挑む日常を見守る

先日友達からナウシカのマンガを寄贈してもらったので、少しずつ読み進めている。映画も1度見ただけでうろ覚えだし、歌舞伎は知識なく行ってそいういうものとして観ていたので、マンガの時系列と関係性を理解するのが大変困難。一生懸命読んでいるが、わかりやすく情報を伝える手段としての動画の強さを感じる。でも細かい設定とか登場人物の機微とかをしっかり描き切りたかったらマンガだというのがよくわかる、ハヤオの嗜好を感じる。それにしても七之助クシャナはかっこよかったな・・・。

好き放題食べ過ぎていることに恐怖を覚えて走りに行く。つらいきついと感じるほど一生懸命走らないが、途中でめんどくせぇなもう止めようかなとは思う。そういうときに皇居は終わりがはっきりしてるし後戻りできないのでとても良い。
今日もたくさんの大人たちが走っていたが、その間一部で、母親と思しき人の自転車伴走で子どものグループが駆けていた。マラソン大会の練習かな。私の感覚では全力疾走ぐらいのパワーで走っていたがよくあんなんで持つなと感心する。自分も子どもで日頃から動いていたらあれぐらい頑張れるんだろうか。小児喘息で校庭1周もまともにできない子どもだったので理解ができない。

最近は走るとき銭湯を利用しており、はーでかい風呂はいいなぁと万人と同じことをしみじみ感じ、これをモチベーションにしても良いがせいぜい5月までだな。かなしい。
おばあさんがそろそろと入ってきて、どうも何かに掴まらないと歩けないらしく大変心配でじっと見つめてしまう。多分常連さんで慣れているのだろうが、万一ということがある。常々福祉を普通にするというテーマを自分に言い聞かせて仕事を続けているが、私にとっての普通とはこういうことだ。常にケアするほどの労力は払えないが、日常の端々で出会えば気に掛けるし、その間に何かあったらすぐ助けるという心構えでいる。おばあさんは無事湯船にたどり着き、そっと淵に腰かけた。あれなら沈んでしまうこともないだろうと安心して、風呂場を後にした。暑い。